ぷら~り欧州蹴球場百景【181】エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ / マドリッド

前景に続きガボール・キラーイ氏のインタビュー。
1999年に本選出場クラブが現在の32クラブへと拡大されたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)。この大会でヘルタ・ベルリンの快進撃を支えたのは二人のハンガリー人プレーヤーだった。


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一人は昨季ヘルタの指揮官に再任したパル・ダルタイ。同クラブのブンデスリーガ最多出場記録保持者でもある。


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そして言うまでもなく守護神キラーイ。アウェイのガラタサライとミランとは引き分け、ホームのチェルシー、ミラン戦を勝利し早々とベスト16へ。


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キラーイとダルタイも含め狭き門を抜け欧州16強のピッチを踏んだハンガリー人は僅か五人。シュツットガルトのイムレ・サビッチとPSVのチャバ・フェヘール。


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そして5人目は筆者がキラーイ氏をインタビューした五日後に、スイスのルガノでそのプレーを目の当たりにしたアダム・サラーイ。内田篤人と共にプレーしたシャルケ時代の2014年3月18日。相手は古巣レアル・マドリー。


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2007年からの3シーズン、RMカスティージャに所属していた彼は完成間もないディスティファノのピッチ上でフレン・ロペテギ(現セヴィージャ監督)の指導を受けている。


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第181景はエスタディオ・アルフレッド・ディステファノ。アドルフォ・スアレスの名を冠するマドリード=バラハス空港ターミナルから西側10キロ弱の距離。車ならば10分もかからない位置にあるがこの空港からどれだけのフットボーラーが降り立ち、去っていったことか。

建設された2007年、誰もベルナベウ改修工事のためとはいえ、CL準決勝(チェルシー戦)の大舞台になるとは思っていない。


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キラーイ氏の現役時代、前景で触れたアーセナル トッテナム以外にも直接対戦したチェルシーとミラン。そしてレアル・マドリーも獲得に動いている。