ぷら~り欧州蹴球場百景【176】カジミエシュ・グルスキ・スタディオン / プウォツク

トラブル連発でジュネーブから帰国するはずが、3日遅れてブリュッセルからイスタンブールを経由して帰国した。
トルコがロシア製地対空ミサイルを導入して二年。欧米依存を避け独自の路線を歩む異端の国ならば、他のNATO加盟国フラッグキャリアよりは気持ち安全だったか。


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UEFAネーションズリーグを取材するのは四年ぶり。前回はグループB3試合+グループC1試合と中堅国に着目したが、W杯カタール大会の前哨戦とあってグループAの4試合を選択し連日国境を越えた。


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目の前で同じ空気を吸えば感情も移入する。153景でも述べた前大会覇者フランス。昨年のユーロで世界の心を鷲摑みにしたデンマーク。64年ぶり出場を果たした小国ウェールズ。日本と同組ながら美しいサッカーで世界を魅了するスペイン。ユーロではそのスペイン、フランスと互角の名勝負を演じたスイス。そして輝きは永遠のアヤックスとオランイェ。


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昨秋、ワルシャワで予選を取材したポーランド。日本代表を加えたこの8カ国に祝杯を掲げる。四年に一度の至福が半年後に迫ってきた。


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そのポーランドのエクストラクラサ、2019年12月21日に訪れた第179景はヴィスワ・プウォツク の本拠地カジミエシュ・グルスキ・スタディオン。


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2019年11月にプウォツク市長は、スタジアムの解体と建設を委託する建設業者を決定。収容規模は15,000人にリニューアルされる。


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思い起こせばプウォツクでの試合は、パンデミック前に観た欧州ラストゲーム。


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