ぷら~り 欧州蹴球場百景【168】ヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドー

カバー写真で蛍さんが手にしているワインボトル。
ボルドー産お手頃価格で購入。以前はリーズナブルなチリワイン一辺倒だったが、今ならシャトー ル サブレイも手が届くほど欧州ワイン値下がりは有難い。
北端にはガロンヌ川に架かるシャバンデルマ橋。中央が高さ約117メートルまで引き上がる昇降式可動橋は2013年に完成した新名所。


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2016年にオープンしたシテ・デュ・ヴァン=ワイン博物館、そして2015年に完成した新スタジアムはスタッド・マトミュット=アトランティック。

しかし残念ながらまだ行ったことなないので、第168景は1998年ワールドカップフランス大会でも使用されたスタッド・シャバン=デルマス。


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ロベルト・バッジョのPKでアズーリが追いついたチリ戦は名場面として記憶に残るが、世界の檜舞台は98年大会が初めてではない。そもそも一次大戦前、多目的農場と葡萄園のあった場所に運動公園が建設されたのは1924年。


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第3回大会フランス大会(1938年)のために建築家のジャック・ドウェルとラウル・ジュールはアールデコ様式のデザイン、世界初となる柱のない屋根付きのスタンドを設計した。当時の収容人員は25000人。


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陶芸家ルネ・ビュトーが神話を再考した高さ3メートルのモザイクモニュメントもこの当時設置され、アドリアン・マルケ市長も絶賛した。ビュトーは1987年に100歳で他界。作品は、ボルドーの装飾美術館、セーヴル陶器国立美術館など多数の美術館がコレクションする。


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2018年4月22日リーグアン第34節。四年前の試合動画を今見ると非常に興味深い。この日はスロバキアのトレンチーンでの試合を撮影。宿泊地のブラティスラバ市内に戻りビールを飲みながらTV観戦した。

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