ぷら~り 欧州蹴球場百景【166/167】スタディオ・ブリアンテオ&スタディオ・ジーノ・アルフォンソ・サダ / モンツァ

イタリア代表が2大会連続でワールドカップ本選出場を逃した。これにはFIFA会長のジャンニ・インファンティーノ(スイスと二重国籍)も一個人として落胆を隠せない。
ミランのレジェンドでSKYのコメンテーターを務めるアレサンドロ・コスタクルタはFIGC副会長時代、自身が代表監督に指名したロペルト・マンチーニを擁護した。


◆◆◆◆

今季白熱のセリエBで自動昇格できるのは2位まで。3位になるとプレーオフ2試合に勝利しなければならないレギュレーションだから霄壤の差。


◆◆◆◆

34節でクロモネーゼが3位に転落。変わって首位に躍り出たのは3連勝のレッチェ、アウェーでコゼンツァに勝利したモンツァが得失点差で2位。


◆◆◆◆

第166景と167景はイタリアミラノから15キロ離れたモンツァにある二つのスタジアム。


◆◆◆◆

女子クラブのASDフィアマ・モンツァ1970はスクデットを獲得、2006-07UEFA女子チャンピオンズリーグに出場した輝かしい実績を持つ。


◆◆◆◆
2000人収容のスタディオ・ジーノ・アルフォンソ・サダはモンツァ駅の目の前。


◆◆◆◆

サダが創業した缶詰肉で知られる食品ブランド『シンメンタール』は、バスケットボールと女子サッカーをスポンサー支援。1964年他界すると翌年からスタジアム名に。


◆◆◆◆

ACモンツァが財政破綻によりセリエD降格したのは2015-16シーズン。18年シルヴィオ・ベルルスコーニ買収で一躍脚光を浴びる。セリエBのクラブにまさかのマリオ・バロテッリ。14試合で6ゴールを記録すると翌年トルコのアダナ・デミルスポルへの移籍を報じる誌面。


◆◆◆◆