UEFAネーションズ・リーグ撮影記/ファインダーから見える近未来の世界勢力図(2)

翌日はスロバキアを越えてチェコのプラハに移動。この日を境に欧州は秋から真冬に。エデン・アリーナのピッチで手袋なしでは指先が凍えてシャッターが押せない寒さ。白い吐息は言うまでもない。


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前半32分、パトリック・シックが見事なループを決めた直後、控室に逃げ込み、風邪をひいたと喉の痛みで自覚する。


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ブダペストの悪寒は、発熱へと変わり、ネーションズリーグ撮影の旅は幕を閉じるのだが、計四試合を撮影して画像を振り返る。


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唯一スコアレスドローながら、一番盛り上がったエルンスト・ヘッペル。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のエルヴィス・サリッチのバイシクルがこの試合のハイライト。


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この選手、今夏EL予選にFKサラエヴォのプレーヤーとして出場したいが、その後10月に水原三星ブルーウィングスに移籍。鹿島とのAFCチャンピオンズリーグ準決勝2試合にはスタメン出場している。10月3日の鹿島スタジアムではフル出場。


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第二戦は負傷で途中退場となったが、鹿島ファン・サポーターや日本の一部ファンは実力の片鱗に触れただろう。Kリーガーの活躍は兎も角、このネーションズリーグに何人のJリーガーが参戦したのか。


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答えはゼロ。10年近くJのスタジアムから足が遠のいている筆者でさえ即答できるほど、ガラパゴス化は深刻だ。

日本人選手の欧州への流出に拍車がかかる現在、代表強化のためには好ましいと感じていながら時代遅れの外国人枠を廃止しない現状に驚きを隠せずにいた。


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