師走に入ったがカバー写真は早くも満開の桜。年が明けるとトルコのイスタンブールと下関が姉妹都市締結50周年を迎える。バルタリマヌ日本庭園の桜も一際見事な花を咲かせるだろう。
2002年6月18日宮城スタジアムでホスト国を退けるとセネガルも撃破。FIFAワールドカップ日韓大会3位入賞の快挙を成し遂げたのがトルコ代表。翌年「日本におけるトルコ年」を祝しこの庭園が完成した。
カタール大会 欧州予選プレーオフ。トルコの相手はポルトガルに。勝利しても次がイタリアと当たる可能性大となれば、サポーターの落胆する表情が目に浮かぶ。
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DAZONの生中継。感染症拡大で無観客のオランダ対ノルウェーの合間にモンテネグロ対トルコも少々視聴。
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キャパ1万5千のスタンドが映し出され、ポドゴリツァでマスクをしている人はこの程度。モンテネグロに限らず欧州全域でマスク着用を推奨してはいるが、屋外でもマスク着用100%の首都圏通勤風景を見たら皆腰を抜かすだろうか。
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そしてこの試合の翌々日、ロッテルダムでの暴動騒ぎ勃発も『自由の国』オランダらしいと言えなくもない。
振り返れば3月の初戦、本命オランダがトルコに4失点完敗。無観客試合でドラマが幕を開けた舞台は同国最大のスタジアム。第152景はアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥ。
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1997年に着工。約5年もの歳月を費やし大邱スタジアムでの3位決定戦から32日後に行われたオープニングゲーム。ガラタサライの相手としての招いたのはギリシャの強豪オリンピアコス。
日韓に限らず歴史的因縁を引きずる隣国対決は熱くなるのは必然。7万9千人の大観衆が見守る。
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トルコ建国の父、ムスタファ・ケマル・アタテュルクの名を冠するスタジアムには、顔面レリーフが埋め込まれており少々奇怪にも見える。
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