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「女子サッカーを文化にする」ために、できること

オリジナル・ミサンガのTwitter埋め込みコード:


 そして、こちらのミサンガは伊賀に所属する全選手のモノが作られ、1人ずつ渡すのに時間がないから最後は1人の選手に“大人買い”ならぬ“大人渡し”でどっさりと手渡しておられました。(笑)

 そう、現在のなでしこリーグを現地観戦し続けているサポーターたちは、「勝敗を越えた先に価値を見出した人達」だ。きっとテレビ中継の実況・解説者よりも色々な事を知っている人たち。そんな人たちと会話してみるのもいいし、試合終了後には代表に選出されるような選手達と話せる機会があるチームもある。

 実際、この『女子サッカー唆し隊』のメンバーたちは、試合終了直後に「こんなんじゃダメだろ。監督の指示も大事だけど、ピッチの中ではお前が引っ張らないと」なんて具体的なアドバイスもしている人がいる。それが恥ずかしい人は帰宅後に興味を持った選手の名前をTwitterで検索してみて、自分が関心を持ったプレーや出来事をストレートに呟いてみよう。きっと貴方への返事も来るはず。

 何かを知っていないと楽しめないなんてことは絶対にない。勝敗だけにフォーカスしたり、スター選手決め打ち的な報道よりも、もっと健全なサッカーの楽しみ方が女子サッカーにはある。

 勝敗と特定の選手にフォーカスするだけでは、結果が芳しくなかった場合や「彼・彼女の日ではなかった」場合、パフォーマンス次第では白けてしまう。一卵性共倒れソーセージでもあるまいし。

 何かが足りないと思う事もしばしばあるだろうけれど、それも自分で補ってしまえば楽しみもある。そうする過程には共感があって、そのぶんの出会いもある。

「女子サッカーを文化にする」ためにできること

 本稿のタイトル「女子サッカーを文化にするために自分達にできることは?」と問われても、筆者にはその答えはやっぱり分からない。

 競技力の向上とは別の次元にこのテーマの模範解答があるだろう事も明確になった気がする。

 そんな時どうすればいいか?それはいつまでも目の前の選手達や監督たちが体現して来たサッカーを覚えていてあげること。そうやって愛情を示し続けることなのではないだろうか?「黄ばんだユニフォームは勲章だ」ってね。

 勝敗を越えた先の価値を知っている人々は、そんな愛情表現が得意な人達の集団だ。若くて新しいファンが出来た時、明らかに初めて現地観戦をしているようなファンと出会った時、大切にして来た1枚の写真から当時の事を彼等に話してあげて欲しい。そこに筆者の記事も1つのアイテムに加えていただければ幸いです。

 オリジナルグッズの写真を提供いただいた皆様、ありがとうございます。皆さんは恐らく『女子サッカー唆し隊』です。(笑)

 それでは皆さん、今週末もどこかの試合会場でお会いしましょう!ではまた!