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欧州蹴球文化探訪 第八の巻 ドルトムントの此の親にしてバイエルンのこの娘在り

 UEFAヨーロッパリーグ予選に傾注していたら、日本の話題にノリおくれた!日本中で論争を巻き起こしていた佐々木ノリお監督のマナか、マナかな発言。引き続きのオーストリア懐古は90年代までさかのぼる。

駄洒落は、我が国の言語表現の豊かさを象徴する日本文化

 海外メディアに少々オフサイド気味ではあるが、見事なダジャレシュートを決めた佐々木監督。真奈という名前と「マーダー(殺人)」の響が似ているので「試合(敵)を殺っちまえ」と機転を効かせてナイスアシストの通訳さん。

 昨年公開されたコメディ邦画『ジャッジ!』風のカルチャーギャップを逆手にとったエピソードではないか。

 岩渕真奈はミュンヘンに戻り開幕に備える。本年は女子、ユースまでカテゴリー関係なくバイエルンを応援しよう。


[2010年のバイエルン・ユース]

伊達男が集ったセリエA 世界最強の看板が伊達ではない時代

 前々回から続くオーストリア編も次回で一息つく。

 ところで同国のクラブチームが欧州の頂に後一歩のところまで登った機会が実は一度だけある。(※消滅したカップウィナーズカップを含めれば三度になるが)

 94年のUEFA杯決勝戦。

 現在のヨーロッパリーグの前身ではあるが、権威において当時と今では比較にならない。チャンピオンズリーグ(CL)が1か国1チームしか参加出来ないため、各国の上位チームが複数で参加する同杯との住み分けがしかとできていたのである。
 
 ボスマン判決以前のため、ほぼ自国選手のみ。日本がほぼ手中に収めていた切符をスルリと逃したワールドカップ米国大会開催を目前に控え、国際的フットボールの潮流を羨望した時代。蚊帳の外にいる我々にはUEFA主催の大会は全欧州各国の威信を賭けた国別対抗戦と認識していた。

 CL が個人戦。UEFA杯は団体戦で、両大会で何処の国のリーグが一番かを競っている。そんな勝手なイメージを頭に浮かべ憧れを抱いていたのだ。
 
 事実当時の世界最強リーグがイタリア・セリエAであることに異論の挟みようもない。1988-89ナポリのマラドーナ戴冠に始まり、89-90シーズンRバッジョのフィオレンティーナがユヴェントスに敗れ、直後の移籍騒動は大暴動を誘発。90ー91も首都ローマと第二の都市ミラノが炎上したイタリア対決。91-92トリノを下しセリエAを止めたアヤックス。92-93年のユヴェントスードルトムントは4年後の前哨戦か?94-95もパルマーユヴェントス。96年ボスマンを経て97年CLに1カ国から複数のクラブが出場する規定に変更された。7年間に決勝のステージに上った14クラブチームの10チームがイタリア勢。

18年前に東京で5万人が観た雄姿

 1993年日本代表のイタリア遠征で対戦した映像(VHS)を擦り切れる程何度も観て、レベルの違いを痛感させられたインテル・ミラノ。

 しかしこのシーズンのUEFA杯が意外な組み合わせになったのには理由有り。ユヴェントスを破ったカリアリは準決勝でインテルと激突。同国同士の潰しあいを制した青黒のユニフォームがファイナルに。ウィーンで負った1点のビハインドを跳ね返すべく、ザルツブルグの選手たちはサンシーロに乗り込んだのである。


[サンシーロ]

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Y.Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 / Xイチ独身 自称サッカルチャー欧州特派員。プレス席申請の際に 媒体名は「soccerlture.com」と記入するようにしてます。

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  1. […] 欧州蹴球文化探訪第七の巻 ザルツブルグにてロシア人の言葉を思い出す […]

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