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日本不動のCBも海外では通用しないのか。2年連続のベンチ生活が続く吉田麻也

 およそ3年ぶりに日本代表でのゴールを決め、ホンジュラス戦の大勝&無失点に貢献したCB吉田麻也。ボランチ出身という事もあって足元の技術も上手く、ビルドアップ能力は海外でも評価が高い。

 日本代表でも遠藤や柴崎といったゲームメイカーがマークされた際に、最後尾の吉田から一気に前線の本田や岡崎に縦パスを入れるシーンが目立つ。パスワークを軸とした攻撃をする日本代表において、繋げるCBの吉田は必要不可欠な存在なのだ。

 そんな不動のレギュラーである吉田だが、所属するサウサンプトンでは昨季に続いてベンチ生活という苦しい時期を過ごしている。 今季序盤はスタメンとして体を張っていたのに、なぜ今は試合に出ることが出来ないのか。日本人CB唯一の海外プレーヤーである吉田の苦悩を取り上げる。

☆今季の吉田の運命を決めた9月20日

 イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは、現在勝ち点25で2位。決してビッグクラブという訳ではないが、首位チェルシーと勝ち点4差に位置し、シティやアーセナルといった強豪を抑えている。

 特筆すべきは失点の少なさで、11試合でわずかに5失点。

 これはリーグ最少失点で、首位のチェルシーですら11失点を喫している。さらに得点もリーグ2位の23得点と、首位を快走していてもおかしくない成績だ。

 これほどまでに好調なチームのCBを日本人の吉田が 務めていれば言う事無しなのだが、吉田は負傷した9月20日のスウォンジー戦以来リーグ戦では1度もスタメンで出場していない。

 チームの好調を支えたのはシーズン序盤のみで、それ以降は今夏に加入したベルギー代表CBトビー・アルデルヴァイレルトにスタメンの座を譲っているのだ。

 吉田はスウォンジー戦で足首を負傷し、1か月近く戦線を離脱した。昨季に続いて負傷が原因で流れに乗り遅れる形となり、それからは主将のジョゼ・フォンテとアルデルヴァイレルトの2人がCBを組んでいる。

 オランダ人指揮官のロナルド・クーマンの信頼を勝ち取り始めている段階だっただけに、負傷離脱は大きく響いた。吉田の負傷はアルデルヴァイレルトを試す絶好の機会となり、アトレティコから移籍してきたベルギー人CBはすぐにイングランドサッカーに順応してみせた。

 基本的にDFラインを試合中に変更する事は無く、負傷などの理由が無い限りDFが途中交代で出場する事などはほとんど無い。しかもCBは守備の要でもあり、パートナーとの呼吸も大事になる。主将のフォンテと長くプレーしてきた吉田の方が状況は有利だった。

 つまり吉田が負傷していなければ、今もフォンテと吉田のCBで戦っていた可能性もある。現在は状況が逆となり、好調なチームを牽引するフォンテとアルデルヴァイレルトのコンビを壊す事が難しくなっているのだ。当然吉田が途中から出場するケースは無い。

 負傷したタイミングが悪かった、不運だった。この1点の理由のみで現状を片付ける事も出来る。

 しかし、もう1つ根本的な理由が隠されているのだ。

☆吉田はCBよりも中盤向きの選手!?

 吉田が負傷したスウォンジー戦では、吉田の様々な面を見る事が出来た。ポジティブな要素から話すと、吉田の高精度なフィードから大ブレイク中のFWグラツィアーノ・ペッレのポストプレーに繋げる場面が多かった事だ。

 今夏にFWリッキー・ランバート、MFアダム・ララナ、DFルーク・ショー、そして昨季吉田からスタメンを奪い取ったCBデヤン・ロブレンと、4名の主力を放出したサウサンプトンにとって新たな攻撃策を見つけるのは至上命題だった。

 その中で浮かんだのが、ペッレの高さを活かすビルドアップだった。同じCBで主将を務めるフォンテは足元の技術に難があり、常に相棒の吉田がビルドアップを担当してきた。

By | 2017-04-21T21:52:28+00:00 11月 20th, 2014|Categories: コラム, セリエAコラム|Tags: , , |0 Comments

About the Author:

大阪府在住 / 20代 / 趣味:サッカー観戦、カラオケ / サッカー歴:中学2年よりサッカーを始める。人生初の試合が0-12、チームとしてのシュート数0と歴史的な大敗となり、カルチャーショックを受ける。それ以降なぜ0-12で負けたのかを研究するようになり、気付けばサッカーオタクとなっていた。

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