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少年団?クラブチーム?スクール?その選び方とは?

 では、日本に数多くあるサッカースクールの最大のメリットは何か?

 それは、公式戦がないため、日本サッカー協会の2重登録規程に引っかからず、少年団やクラブチームと掛け持ちできることにあるだろう。
少年団やクラブチームの練習は平均すると週に2~3回、それでは子供が物足りないと感じることも多く、少しでも試合に出場できるように予備校のような扱いでスクールに入れる親は増えている。
もちろん少年団やクラブチームに入れずに、サッカースクールだけに通っている子供も多くいる。
特に、未就学児や小学校低学年といった子供の年齢が下がれば下がるほど、その割合は増加傾向にあるだろう。

 しかし、サッカースクールの最大のメリットである「公式戦がない」というのは、メリットであると同時に大きなデメリットでもある。
サッカーが上達するには、やはり試合への出場経験はかなり大きな影響を与えることは間違えない。
サッカースクールでは、練習の最後にやる紅白戦以外は、練習試合やスクール内の大会がない限り試合経験を積むことはできない。子供の学年が上がるに連れて、少年団やクラブチームと掛け持ちする子供の割合が増えるのは、そういったところにあるだろう。
フットサルコートや大き目運動公園で開催されることの多い、サッカースクールが練習試合や大会を開こうと思うと、グランドの確保という課題に直面する。
少年団やクラブチームと掛け持ちする子とそうではない子供の親の両方のニーズに如何にして答えるかが今のサッカースクールの課題ではないだろうか?

少年団とクラブチームの違いとメリット、デメリット

 次に、少年団とクラブチームの違いとメリット、デメリットについて説明する。
少年団とクラブチームでの1番の違いは、ずばり、「お金」か「手間」かである。

 それはどういうことか?

 少年団は基本的に、コーチ達はボランティア、そして子供のお父さん達が「お父さんコーチ」として関わっていることが多い。
少年野球チームをイメージしてもらえると分かりやすいだろう。
少年団は、会費が大体1ヶ月に2000~4000円前後と安いところがほとんどだ。
その代わり、親御さんがお茶当番や、練習や試合の時の送り迎えで車出しをするといった「保護者の負担」が大きい。
一方のクラブチームでは、月の会費が6000円~10000円前後と少年団に比べると高額なことが多いが、バスでの送迎サービスがあったり、お茶当番やお父さんコーチがなかったりするのが特徴だ。
そして、コーチ達は多かれ少なかれ、給料をもらっていることが多い。
少年団もメインコーチはサッカー経験のある有資格者が多いが、アシスタントコーチやサポートコーチとなるとお父さんコーチになることが多い。