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ファン・ハール、監督業の集大成はマンチェスターで

 今シーズンよりマンチェスター・ユナイテッドを率いている元オランダ代表監督のルイス・ファン・ハール氏。

 同チームとは3年間の契約で指揮官に就任、今までの慣例を大幅に破る大規模補強を敢行し、チームは紆余曲折はあったものの、現在はチャンピオンズリーグ圏内である4位におり、更なる上位を狙ってる。

 しかし、この63歳の指揮官は、サー・アレックス・ファーガソン氏ほどの長期政権を求めては居ないようだ。

 家族と共に過ごす時間が取れないことを気に病んでいるようで、ユナイテッドとの契約を終えた時が自身の監督業を終える時である、と明言したのだ。

 特に自身の孫の誕生日を共に祝えなかったことを悔やんでいるようで、監督業をしていられることを誇りに思う一方で家族に犠牲を強いることが多いことが引退を決意する契機になったようだ。

 良くも悪くもファーガソン色が強い現在のマンチェスター・ユナイテッドを改革し、プレミア上位を常にキープする本当の意味での強豪に仕立て上げるという大変な仕事を請け負っているファン・ハール。

 ファンや批評家からの様々な批判や罵倒も飛び交ってはいるが、今のところ、ファン・ハール氏の仕事ぶりは納得できるものではないだろうか?

 確かに前任であったモイーズに比べて使った強化費は段違いであり、それだけの資金を使えば当たり前だという声があるのも事実だが、ベテランと若手ばかりでチームに必要なはずの中堅の選手がいなかった状態を変える為には止むを得ない処置であったといえる。

 出来得るならば、最後には笑顔でファン・ハール氏がオールド・トラフォードを去ってほしいものだ。