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あのあの悪夢のオリンピコから2週間

イタリアでは衝撃的に伝えられ、あるクラブのVIPはローマとユベントスの敗戦を、
「イタリアでプレーする選手の価値を価値を14分の1にしてしまうんだよ」、
と言ってのけた。

 どのような計算方法でこうした数値が出るのかは確かではないが、UEFAランキングで軒並みそうした傾向が表れていることは確かである。

 このグループステージの進捗を見ると試合はバイエルンはともかく、ローマもノックアウトステージへの可能性は高い。だからこの試合は目的はローマとっては恥ずかしい試合をしないこと。

 バイエルンにとってはまかり間違っても取りこぼしはしないことである。

 とくにローマは前回攻撃的なバイエルンたいしてまともにぶつかっていったために、とんでもない返り討ちを食らってしまった。

 二度も同じ過ちは許せない。

 ローマは4-4-2の布陣で最終ラインは高く、前の2枚はセンターサークル付近に陣取り、かなりコンパクトにバイエルンに対峙し、とにかく失点を防ぐ戦法に出た。

 こうなるとバイエルンはこのローマの壁をどうやって剥がして、穴をこじ開けるかということに対戦の興味は絞れれた。

 ただこうした時にドリブルでカット・インして果敢にチャレンジして相手守備陣に混乱を恐怖を植え付けるロッペンが腹痛で欠場であった。

 ローマ陣地でバイエルンがボールを回す展開が続いたが、

 38分ボアテングのロングパスがリベリに入るといったんアラバに、そしてまたリベリが受け見事なワンツーでローマをこじ開けた。

 本調子でないとはいえ、さすがリベリ、ロッペンがいないときはこの男がいる。

 64分に追加点を決めたバイエルンはクリーンシートでそのまま勝利。決勝トーナメント進出を決めた。

 ところでカルシア監督が守備から試合に入ったのはとても理解できるが、スタメンに前節得点を取るなど気を吐いた、ジェルビーニョを起用しなかったことは何を意味するのだろうか。

 いずれにしても両者とも無難に終えた面は否めない。なるべく消耗を避けようとして、たとえばバイエルンはラーム、アロンソ、アラバを途中で下げてしまった。

 ただリベリがフルで使えることがわかり勝利とともにこのことも大きな収穫でなかろうか。