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代表監督選考の3つの疑問

1. いつまでに決めるのか?

交渉は期限を決めて行うのが理想であるが、
もちろん相手のあることであるから、きっちり日時をきめたり、こちらの都合だけを押し付けることは不可能である。

しかし代表監督には何より日本選手と特徴を把握してらわなければならないため、
あまりあせって急がなければなくてもいいのではないのか。
あまりに拙速に選んでアギーレ氏の二の舞いになるのは最悪だ。

ただ、現在のところスケジュールをみると直近に3月に日本で開催される2つの親善試合がある。それはある意味代役、あるいはスタッフによる代理監督でもいい。問題はその後6月11日、6月16日の2018W杯アジア予選がある。
最終どころの落とし所として、ワールドカップに直結する重要な試合だ。
舞台がアジアの2次予選と言っても、この前のアジアカップの教訓に鑑みれば、楽勝ムードも吹っ飛ぶ、かなり厳しい。

最終期限は5月中旬、Jリーグまっただ中であるあり代表選手の選考に監督だけの責任ではなく協会のサポートもかなり必要になる。

2. なぜ断られた交渉相手が明らかになるのか?

解任が決まって以降、五月雨式に要請を断る事に関する記事が出てきたが、これも珍しいことだ。とうぜん秘密交渉が前提であり、本来なら機密保持契約条項も盛り込みたいところだが、そこは通常のビジネスのように行かない。
監督、とくに代表監督のクラスになると、直近の交渉事も含めて自分の監督キャリアをどう有利に進めるかが重要な観点になる。しかもスケジュールもシーズンは動いているので違うオファーとの比較、ステイタスの問題など本当なら受け手にとっても簡単に決断を出せる問題ではない。
そのため名前の出た監督候補の名前は条件交渉の中で決断を早く出せることが入っていて、かなりプライオリティーが高いファクターなので、日本側から見れば買い手市場になってしまう。
とはいえ失敗したばかりの協会は大きな予算を提示できるも事もできず、逆に交渉の制約が見込まれない。そこである、なぜ外国人の監督にこだわったのか?