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勝って追い込まれたドゥンガの胸中いかに

コパ・アメリカ、チリ大会で混戦だったグループCをブラジル代表が首位で終わり、
無事決勝トーナメントに進出した。

ネイマールとその他10人とまで言われたセレソン。
しかしベネゼエラ戦で今までとは違う、まるで別のチームのようで、
全体的に活性化し相手を内容で圧倒した。

その最大の立役者はロビーニョ。
始まった時のポジションは右サイドウィング。
しかし試合が始まるともはやポジションは関係なく、
ゲームメーカーとして役割を発揮し、一点目のCKアシストはもちろん、
自分も人も活かす、事実上のキャプテンであった。

それにまるで導かれたように、ウィリアンの最後まで止まないハードワーク。
その彼からのクロスでフェルミーニョが得点。
独特のキャラの最大限個性を発揮したダビ・ルイス。
そのクラブの同僚で元キャプテンの意地を見せたチアゴ・シウバ。
とにかくみんながそれぞれの個性を出そうとしていて、
それがこれこそ南米、これこそセレソン。
こんなブラジルが見たかったって、恐らくブラジル国民も
ブラジルサッカーを愛している人、それぞれが安堵と失った自信を取り戻したと思う。
ネイマールを失ったことで、それをうわまわる何かを得た、そんなブラジルだった。