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欧州蹴球文化探訪 ベルギーの光と闇 第十七話 リールからフォースと共に去りぬ

 正月にスター・ウォーズを映画館で息子と観たかったが「受験生」なのでNGと、元嫁に戒められた。

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 前話に登場したムソンダファミリー。父親は元ザンビア代表、息子達はイングランドでプレーするベルギー人。ところでザンビアの位置は皆目見当がつかない。南米と欧州の国境、米国各州であれば白地図に名前が書き込めそうな気がしてもアフリカは未知の大陸。

 2012年2月12日 リーブルビルのスタッド・ダンゴンジェ。ザンビア代表とコートジボワール代表とのアフリカネーションズ・カップ決勝は、白熱の攻防双方譲らずスコアレスドローでPK戦へ。ザンビアの左サイドバック、スタメンにはムソンダの名前。ジョセフ・ムソンダは1977年生まれ。2002年にA代表に初めて招集されてから既にキャップ数100を超える鉄人は、同姓でもロンドンのムソンダファミリーと血縁は無。

 かつてベーフェレンでプレーしたコロ・トゥーレ、ジェルビーニョの二人が連続で失敗。大波乱の幕切れとなった。この試合69分にはドログバもPKを外しておりビッグネームが悉く勝機を手放しては勝利の女神も離れていく。

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 試合後エルヴェ・ルナール監督は「フォースと共に」とコメントしているが、アフリカ部族による呪術の仕業だと筆者は思っている。

 一昨年のw杯ブラジル大会、初戦でコートジボワールに日本代表が敗れる失態に、我が国の代表チームはザンビアにも劣るのかと嘆いた。
コートジボアールのサブリ・ラムーシ監督も辞意を表明すると後任に当時ソショーを率いていたルナールに白羽の矢が立つ。一年ほど指揮を執り、昨年からフランスに戻ってリールOSCメトロポールに。しかし成績は振るわず開幕から僅か4ヶ月で解任されたのだからルナールのフォースもどうやら闇に落ちたようだ。

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かつてはエデン・アザールやケヴィン・ミララス、そして昨季までオリジとベルギーの有望株が所属したリールOSC。ブリュッセルとパリ・ロンドンを結ぶこの学園研究都市のクラブには現在バティスト・ギヨーム(1995年6月生まれ)が所属する。

ギョーム

About the Author:

Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

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