今回は各チームに所属する点取り屋の中で誰が最高のストライカーかを書いていきたい。

 過去、世界最高のチームには最高のストライカーが所属していた。黄金期のミランにはファンバステン、アーセナルの無敗優勝に導いたアンリ、銀河系軍団と称された頃のレアルにはロナウド、更にはラウールという二枚看板ストライカーがいた。これは一例にすぎない。バティストゥータやシェフチェンコ、ファンニステルローイ、クレスポ、インザーギと数をあげればきりがない。

 ではそんな中で今現在世界最高のストライカーは誰であろうか。

アグエロ

 マンCに所属するアルゼンチンストライカー。今シーズンは怪我の影響もあり、本来のパフォーマンスを披露できていないが、アグエロの実力には疑いの余地がない。上背はないが、抜群の得点感覚からゴールを量産する。一瞬のスピードでディフェンスの裏を取り冷静にゴールに流し込むプレーをしたかと思えば強烈なシュートを放つこともある。また、味方を使うことにも長け、アシスト数も多い理想のストライカーだろう。

ベンゼマ

 お金に糸目をつけないレアルのストライカーはベンゼマだ。以前はイグアインとの競争に負けることもあったベンゼマだが、イグアインが移籍してからは安定したパフォーマンスを維持している。クリスチアーノ・ロナウドというゴールゲッターが存在することから、本来ストライカーのベンゼマの得点数はなかなか伸びない傾向にある。そんなベンゼマは攻撃の起点になれるストライカーだろう。安定したポストワークで攻撃のリズムを生み、チームの得点を演出する。更にはゴール前での決定力の高さから今シーズンは現在22試合で23ゴールとゴールを量産している。

オーバメヤン

 今シーズン、ストライカーの位置で覚醒したドルトムントのストライカー。正直昨シーズンまでのオーバメヤンは速いだけの選手というイメージしかない。しかし今シーズンは持ち前のスピードから裏に抜け出しゴールを量産している。また、抜群の身体能力から多少無理な体勢からでもシュートに結びつける。特に今年のオーバメヤンはセンタリングの折り返しやサイドからの崩しのフィニッシャーとしてゴールを量産している。

レバンドフスキ

 ペップの率いるバイエルンのストライカーはレバンドフスキが抜擢されている。レバンドフスキの良さはゴールレパートリーの多さだ。長身を活かしたヘディングや強烈なシュート、アクロバティックなゴールシーンと様々な形でゴールを決めることができる。ただ今シーズンは好不調の波もあり、コンスタントにゴールを決めることができていないが、調子のいい時の彼はなかなか止めることが出来ないのも事実であろう。

スアレス

 私が現在世界のストライカーだと思うのはバルサの絶対的ストライカースアレスである。MSNと称されるスリートップの最前線を務めるスアレスは間違いなく世界最高のストライカーであろう。時折見せる奇行を除けば欠点らしい欠点が見当たらない。左右どちらの足でも正確なシュートを放つことができ、メッシ、ネイマールなどを活かすプレーも上手い。得点感覚も優れ、GKとの1対1では外すシーンがほとんどない優秀なストライカーである。現在33試合で36ゴールをマークしていることからもその決定力の高さは証明されている。更にはスアレスの凄さは攻撃面に止まることなく守備においても前線から激しいプレスを仕掛けることで後方の選手を助ける働きをする。攻守に渡ってチームに貢献し、重要な試合でもしっかりと結果を残すスアレスが現在世界最高のストライカーであろう。
 現在バルセロナは史上最強とも言われる強さを誇っている。世界最高のチームには世界最高のストライカーが存在する。スアレスは歴史に名を残すストライカーになるだろう。