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五輪予選の通信簿

 今回は晴れて五輪出場を決めたU-23代表の予選での戦いに通信簿をつけていきたい。

 ◎大変よくできました
 ◯よくできました
 △普通
 ×頑張りましょう

大会内容 ー ◎

 今大会は短期間の開催で負けたら終わりという場面もある非常に難しい大会であったと思う。そんな中で五輪出場だけでなく優勝という結果を残せたことは非常に素晴らしい。選手もターンオーバーを駆使して結果を残した。登録メンバー23人中22人を起用し、優勝を掴み取ったことは正直驚きである。そんな采配が選手のモチベーションを維持し、各試合でヒーローを生む要因になったのではないだろうか。特に、延長までもつれこんだイラン戦や、2点差をひっくり返した韓国戦は劇的な勝利かつ交代選手が活躍した試合であった。手倉森監督のモチベーターとしての実力が発揮されただろう。

試合内容 ー ◯

 今大会での日本の試合は堅守そのものであった。華麗なパス回しや細かく繋ぐサッカーではなく、一人一人が献身的にハードワークをこなし、90分間走り続けるという内容であった。直近の代表ではなかなか見られない戦いぶりで美しいサッカーではなかっただろう。ただ、勝つことが最大の目標である今大会ではこの選択が功を奏した。この世代の戦いは何か自分たちの力を過信しているように見えた。その結果、球際は厳しくいくこともなく、パス回しの段階で奪われ自滅という内容が多かった。しかし今大会では守備に重きを置きしっかりと全員が闘える選手になっていた。ゲームを支配し、終始日本のペースで進めた試合はほとんどなかったが、ハードワークをするチームとしてまとまった。

手倉森監督 ー ◎