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ぷら~り 欧州蹴球場百景【18】 スタディオン・マクシミール / ザグレブ

第十八景は、クロアチアの首都ザグレブにあるマクシミール。

前回のチェコ同様、クロアチアも今回初めて取り上げる。多くの日本人がイメージする同国は旧ユーゴからの分裂国でも西南、アドリア海に面した観光立国のイメージだろうか。
西側は地中海性気候で温暖ではあるものの、ザグレブは大陸性気候とあって、真冬は氷点下が続く。

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2月13日 ノックアウトラウンドの火蓋が切って落とされたUEFAチャンピオンズリーグ。ここからは好カード目白押し、目が離せない。ユヴェントス対トッテナムは初戦双方譲らす2-2ドロー。トッテナムは昨秋、ウェンブレーでのAPOEL戦。一方今季のユヴェントスは観ていないが、昨季リヨンでのアウェー戦勝利に立ち会う。マリオ・レミナの写真とテキストがコチラ⇒

このシーズンはリヨン、清武が在籍中のセビージャ、そしてディナ・ザグレブが同居したグループHを余裕で突破すると、バルサを破りファイナルへと進出したユーヴェ。2016年9月27日 観衆は23,875人。ザグレブ市民が母国の代表クラブを後押したにも関わらず0-4とユヴェントスに大敗。もちろんその中には悪名高きブルーバッドボーイズが含まれている。

CLグループステージでは常連、クロアチアの名門ディナモ・ザグレブの名前が今季は見当たらない。2005年以来、一強独裁の同国においてディナモの12連覇を阻んだのはリエカ。再び国内を制し欧州の舞台に返り咲こうとする巨星ディナモの試合を撮影したのは三か月前。

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欧州のスタジアムが戦場なのは言うまでもない。但し筆者が戦う相手は「寒さ」。この日過労からか風邪気味。幸い宿舎はスタジアムまでトラムで一区間の距離。徒歩でも全く問題はない。リュック一つ背負っての一人旅。衣類も最少限にとどめ毎日手洗いの繰り返し。防寒対策ならば、現地のスーパーで購入したラップを巻き付けるに限る。宿舎のロビーでミイラ男に変身中の写真がコチラ。東洋人の奇行に宿泊者もスタッフも皆振り返る。

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ディナモといえば選手入場時のこの演出。旗を掲げた美女が並ぶ。試合は首位ディナモが9位イストラを5-1のスコアで一蹴。現在ディナモのスターは、アンテ・チョリッチ20歳。リヴァプールやトッテナムも注目した逸材はこの日72分ピッチに登場。僅か6分でネットを揺らし才能の片鱗を覘かせた。

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それにしても参ったのはゴール裏に陣取った悪童達。相手キーパーに向けて握り固めた雪のつぶてを、投げる投げる投げまくる。

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足元に点々と散らばっているのがこの画像でも確認できる。更にターゲットはキーパーだけでなく、撮影スタッブにも容赦なく飛んでくるのだが、雪合戦に慣れているのかコイツらコントロールもよくなかなかの強肩ぶりを発揮。直撃はしなかったがその頭のイカレぐあいは噂通り半端ない。

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1998年フランス大会、クロアチアと日本は共に初出場。直接対決に敗れた日本代表は全敗し、得点王ダヴォール・シューケルの活躍で、独蘭を撃破して殊勲の銅メダルを持ち帰った。大会終了後、三浦和良選手は、スイスのチューリッヒとクロアチアザグレブからのオファーから後者を選んだ。著書には「ザグレブのホームスタジアムに入った瞬間『ここだ』と思った。ちょうどチャンピオンズリーグの試合日で、お客さんは満員。
ものすごく寒かったけど 会場の雰囲気は素晴らしかった・・・」《文藝春秋Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙より抜粋》

By | 2018-03-01T22:46:15+00:00 2月 28th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら|0 Comments

About the Author:

Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

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