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ぷら~り 欧州蹴球場百景【21】エデン・アリーナ / プラハ

成美さんの手前にピルスナー・ウルケルの空瓶。念の為付け加えると彼女が飲み干したわけではない。
アンハイザー・ブッシュ・インベブから約8700億円で東欧事業をアサヒビールが買収。今年から国内店頭で目に触れる機会も増える。
1842年からの伝統的製法を受け継ぎチェコはもちろん東欧代表も過言ではない。「コクのある苦み」の惹句は、この銘柄にこそ相応しい。

昨年6月 ブダペストから北京へ移動する機内でハンガリーユース代表と乗り合わせた。⇒コチラ

機内で中国紙には手をふれず、チャイナデイリーのアルファベットに軽く目を通す。海外投資後の債務が増加するリスクを危険視した中国銀行業監督管理委員会は、翌月、国有各行に対して不動産開発グループ万達の海外買収案に対して融資を禁じている。

これでチャイニーズマネーの欧州クラブ爆買いも休止となるのか。
池井戸潤氏の小説のような世界が現実に中国でも起こっているのかもしれないが、金額の0が多すぎて頭がついていかない。レギレーションが厳格なドイツを除く三大メジャーにチャイニーズマネーが流入した。皮切りは2015年、前述の万達。アトレティコ・マドリードの株式2割を約562億ウォンで取得した。同年7月、中国系のLEDメーカーであるLEDUSがリーグアンのソショーを買収したが、こちらはとんでもないことになっている。同社の仏子会社が倒産し、来季の予算の確保が難しくなり、三部降格処分もあり得る状況。UAE資本のマンチェスターシティに割り込み株式13%取得の為、日本円にして460億円を費やしたかと思うと、インテルの株式70%を約351億円で蘇寧グループが買い占めた。そして昨年980億円でミランを買収。サウサンプトンの8割もガオ・チーシェン氏が海外ファンドを介して手に入れている。


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さて、少々首を傾げてしまいそうなクラブがひとつ。HETリーガの強豪スラヴィア・プラハ。触手を伸ばしたのはCEFCなるエネルギー企業。


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第21景は、このスラヴィア・プラハの本拠地エデン・アリーナ。
2005年に旧スタジアムを取り壊し2008年に完成、間もなく10周年を迎えるが、収容21000人と大き過ぎず小さ過ぎず。

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ところでこのクラブ、実は外国資本は初めてではない。以前英スポーツ&エンターテイメント企業ENICが参入しているが、スタジアムの建て替えには関与せず糠喜びとなった。


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建設当初は新スタジアムがカンフル剤となって国内二連覇も、建設費の借金を返済できず負のスパイラルに陥る。そこへ渡りに中国から舟。エネルギーが注入された。


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スタジアム正面には、クラブ創設125周年を祝いこの巨大タペストリー。再びUEFAチャンピオンズリーグ(CL)本選を目指す今期、シーズン前から現地紙面はスラヴィアの話題で賑わう。
ブンデスのブレーメンにジリ・パブレンカを売却。ヤン・ラシュトゥーフカを獲得。前景のワルシャワ国立競技場。ドニプロの第2キーパーはベンチで苦汁のEL決勝を経験している。
この試合で同点ゴールを決めたルスラン・ロタン、元ポルトガル代表ダニーの移籍についても先週ふれた。

By | 2018-03-14T21:21:01+00:00 3月 13th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム|0 Comments

About the Author:

Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

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