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ぷら~り 欧州蹴球場百景【23】パルケンスタディオン/コペンハーゲン

コペンハーゲン北部郊外のデュアハウスバッケンは1746年に誕生した世界最古の遊園地。
アンデルセンにも愛されたチボリ公園が造営されたのは1843年。公園付属の遊戯施設よりもこちらが最古と主張する輩も。いずれにしても世界最古がコパンハーゲンにあることに変わりはない。中央駅の東側、目の前がチボリ公園。他には何もないので列車発の時刻まで、時間をつぶせるのは西側のパブ、「Jernbanecafeen」7の文字が微かに判るグラス。後ろに並んだ瓶のラベルにも同様のオリジナルデザイン。右端は看板娘のHeleneさん。

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スカンジナビア航空機が並ぶコペンハーゲン空港。入国しデンマーククローネをATMで引き出し、駅に停車中の列車に飛び乗る。発車して席に着く間もなくオーレンスリンクから海原を眺め・・・「あ、またやった」。
世界各国の国際ハブ空港の駅は大半が市内から乗車して終点にある。ところがデンマークの首都コペンハーゲンは、シェラン島の最南東部に位置し、空港が更に東なので、オーレンス海峡が目と鼻の先。海峡を越えてしまえばスウェーデン第三の都市マルメがある為、空港からはコペンハーゲン市内に向かう旅客とマルメの向かう旅客の数、列車の込み具合がさほど変わらないので、行き先とホームを間違えると「国境」を越えてしまう。車掌に事情を説明し、20分程度スウェーデンに滞在した後、コペン市内へと引き返す羽目になる.


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ようやく中央駅にたどり着く。自転車用車両がいかにもデンマークらしい。英語のFreeはデンマーク語でFri。列車に限らずネット環境は良好で助かる。


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第二十三景はコペンハーゲンにあるテリア・パルケン。

FCコペンハーゲンは1992年創立のクラブ。これまでUEFAチャンピオンズリーグの本戦(GS)出場したクラブの中で最も若い。しかしその源流を遡るとは1876年創立されたボルドクラブに行き着く。当時からの伝統を引き継ぐ名門。

国際サッカー連盟(FIFA)は、世界最古のクラブチームとして「シェフィールドFC」を認めているが、1863年FAが発足し世界最古のトーナメントFAカップ開幕は1871年。ドイツ各都市の総合スポーツクラブにフットボール部門が普及するのは1880年代。トリノやジェノアにイタリア初のクラブが1890年代、地理的には、英国から最短のオランダでさえ、ハーレム創立は1879年だから欧州の中でも、屈指の早さ。

1903年創設のボルドクルッベンと合併したのが1992年7月1日である。この年欧州選手権でユーゴスラビア紛争を理由に繰り上げ参加したデンマーク代表が奇跡の優勝を遂げた。デニッシュ・ダイナマイトはイングランド、フランスを抑えてベスト4進出。強豪英仏との対戦はいずれも限りなくホームに近い前述のマルメだった。


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広大なフェレド公園にスタジアムは隣接している。英語のパークは、ドイツ語やオランダ語と同じく北欧でも「パルケン」と発音される。少年から大人までボールを蹴る姿が、訪問の度に目に入る。
アクセスはバスを利用すればスタジアムの目の前に止まるが、中央駅から約1キロ強国立美術館に(写真上下)。一仕事終えて、橋を渡り公園を突き抜ける徒歩ルート。直線距離ならば1.5キロ程度か。


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1990年着工、1992年に竣工したパルケンスタジアム。
旧国立競技場の敷地内に投資会社Baltica Finansによって再建後1998年にFCコペンハーゲンに売却されている。開閉式の屋根を装備しているが、収容人員は38000人。

By | 2018-03-21T21:19:53+00:00 3月 21st, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, 未分類|0 Comments

About the Author:

Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

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