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ぷら~り 欧州蹴球場百景【6】 シュタディオン・アントナ・マラティンスケーホ/トルナヴァ 

本日、本年最後の欧州巡回から帰国。あちらはクリスマス・カラーに染まり厚手のコートや防寒着を羽織らなければ外出できない季節の到来。新バナーも、暖かそうな、花園ななせさんの写真に衣替えした。

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 第六景は、スロバキアのトルナヴァの蹴球場。日本のサッカーファンは誰も知らないだろうしメディアも取り上げたことがないだろうと思いきや、一昨年湘南ベルマーレがトルコで対戦していたスパルタク・トルナヴァ。下写真は駅売店で購入した新聞とズラティー・バジャント(黄金の雉)のロング缶。この銘柄もハイネケン傘下にあり、近隣国でも度々見かける。紙面にはフォルタナリーグ(スロバキア一部)18節アウェー、ニトラ戦に0-1勝利の詳細。
続く12月9日19節もタトラン・プレソフをホームで撃退(1-0)。2017-18シーズンは、2位のMSKジリナに9ポイントの差をつけて首位を独走しているのだから紙面の扱いも大きくて当然。

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そのホームスタジアムは名前のインパクトだけなら欧州トップクラス、シュタディオーン・アントナ・マラティンスケーホ。Malatinskéhoは、マ●チンと発音したほうが正しいのだろうが、モデルさんから苦情が出そうなので英語読みのティンと表記する。
湘南と対戦した数カ月後、2014-15シーズン。ジリナでスパルタク・トルナヴァを見て、こんな写真をUPしている

⇒エネルギー問題とフットボールの方程式

 プレス席からフィールドまでの距離が極端に短い。こじんまりとしたスタジアムの魅力が伝わるだろうか。記念にチケットも購入。ななせさんが持っている写真では文字が小さくて判り難いが価格は3ユーロと印字されている。

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 その後、ブラチスラバへ移動する途中、トルナヴァに立ち寄る。1977年、ローマ教皇がスロバキア大司教区としてハンガリーから独立したこの街には多くの教会、聖堂を見掛けるが地味な趣。政府出資のスタンド改修工事も大詰め、眺めたスタンドは間もなく完成し、2015年8月22日 リニューアル・オープン。

それから一年後、極上のドラマを自宅のPCで目の当たりにする。日本と韓国同様、欧州でも歴史的因縁も深い隣国同士の対決は、異常な盛り上がりをみせる。

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 日本では子供達が待ちに待った夏休みを迎える頃。欧州では猛暑のなかでの過酷なシーズンの幕開け迎えていた。
UEFAヨーロッパリーグの予選は2回戦まで終了。2016年7月28日の三回戦:1stレグが行われた会場は、1995年アヤックスが欧州の頂点に立った舞台エルンスト・ヘッペル。下写真は先週行ってきたばかり撮りたてほやほやのワンショット。


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 ハッペルに乗り込んだスパルタク・トルナヴァ。あらためてトルナヴァを説明するとスロバキアでは7番目の人口、その数なんと6万8千人。

170万人を越えるオーストリアの首都クラブとの距離は僅か130キロである。東京から甲府あたりか?

この試合は0-1。サッカーでは度々起こるジャイアントキリング。計21本放たれたホームチームのシュートはネットを一度も揺らさなし。対して僅か四本、それも枠内に二本だけのスパルタクのシュートが50%の確率で決まった。後半キックオフ直後に決まったこの虎の子を守るため、トルナヴァは後半だけでも七枚のイエローカードを貰う、荒っぽくも決死の守りでギリギリ凌ぐ。5万人収容のスタジアムに当日僅か6800人程度の観客。その中でかなりの割合を占めたトルナヴァ・サポーターの熱狂と歓喜が目に浮かぶ。

By | 2017-12-23T20:33:05+00:00 12月 12th, 2017|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら|0 Comments

About the Author:

Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

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