テキストテキストテキスト

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト

キリンチャレンジカップ・日本代表VSウルグアイ代表

中途半端に終わったアギーレ初陣

日本代表0-2ウルグアイ代表

得点者【ウルグアイ代表】カヴァー二(34分)、アベル・エルナンデス(70分)

カウンターを得意とする相手に先制され、ポゼッションも握られては成す術もなし。選手交代も遅くて変化も付けられず。
しかし、新監督独特の指導方針が見られた事をプラスに捉えたい。

【マッチレポート】初招集の坂井&皆川が先発デビューにアンカー・森重でスアレスのいないウルグアイに挑む!!

 注目を浴びたハビエル・アギーレ新監督就任後初の日本代表戦。正直に言って、結果以上に内容的完敗でした。もちろん、ブラジルW杯惨敗と新監督就任を経て始まった新たな日本代表としての初陣であり、まだまだ時間が足りないのは承知してはいますが、それを踏まえても釈然としない中途半端な戦いぶりでした。

 逆にウルグアイは現在FIFAランク6位の現・南米王者。ルイス・スアレスやエディンソン・カヴァー二、ディエゴ・フォルランという欧州主要リーグで得点王経験のある3人の強力FWと、ディエゴ・ルガーノ、ディエゴ・ゴディンという屈強なCBという両ゴール前での強さを軸とした堅守速攻からの鋭いカウンターを武器に近年の実績では南米屈指の実力と世界的タレントを生んでいます。2010年の南アフリカW杯4位、2011年のコパ・アメリカ(南米選手権)優勝、2014ブラジルW杯ベスト16に導いた名将オスカル・タバレス監督が続投してはいるものの、今回は2度目の手術により来日できず。それでも主力メンバーの顔触れはあまり変わらずに継続性重視で臨んでいるため、連携とチーム作りの完成度に置いて大きな差があった事も事実。

 そんな両チームのブラジルW杯初の代表戦は、日本がW杯メンバー7人先発させた上で、今回初めて代表選出されたDF坂井、FW皆川というそれぞれ日本代表選出時には今季のJリーグで4試合(先発4)と7試合(先発1)に出場したのみであった2人を先発に抜擢。また、これまでの4年間で主将として活躍してきたMF長谷部が直前で負傷離脱した事もあり、中盤の底にはDFの森重が起用されました。

 ウルグアイの方は昨季のイングランド・プレミアリーグ得点王&MVPのFWスアレスが”噛みつけ”事件の影響もあって招集外、フォルランも年齢的衰えがJリーグでも顕著となって選出されなかった一方で、この日の先発メンバーにはW杯出場選手が9人並ぶ公式戦のような雰囲気でスタートしました☆

攻守に中途半端な日本は本気のウルグアイに成す術なし

試合の方はキックオフからボールを持ったのはカウンター主体で「攻撃にはボール支配は必要ない」というポリシーを貫くウルグアイ。日本は新監督就任により、システムも従来の【4-2-3-1】から【4-3-3】へ変更。監督交代と新メンバーとの融合という不安要素はあったものの、攻守に渡って中途半端な戦いを見せてしまい、本来はカウンターを狙いたいはずのウルグアイ相手にもボールすら奪えない試合展開となってしまいました。

特に中盤の構成が長谷部離脱によって、本来CBの森重と守備力に秀でた細貝萌と本職FWの田中順也という純粋にパスを回せる選手が皆無になった事もあってDFラインからのビルドアップでボールを収める場所がなく、DF陣が次第にロングボールを蹴ってしまってウルグアイにボールを自ら渡してしまうような戦いでした。
それでも代表デビューとなった坂井はタイトな寄せで果敢なシュートブロックを見せるなど守備では奮闘。また、DF陣が次第にロングボールを蹴る事が多くなった背景にも、これまた代表デビューとなった長身FW皆川が最前線でこれまでの日本代表FWとは違った強さを出せていたからでもあり、初代表の2人がこの日の試合を引っ張っていたとも言えました。しかし、そんな彼等の経験不足が露呈される事で試合は動きました。

17分、左サイドを突破した岡崎からのクロスをゴール前で一瞬フリーになった皆川にドンピシャで合ったものの、皆川のヘディングシュートが枠を捉えられずに上へ外れるというこの日最初の決定機をモノにできないでいると・・・。
34分、DFラインでのビルドアップで、右SB酒井宏樹から中央のCB坂井へのバックパスを狙われ、プレッシャーに負けた坂井が軽率なトラップミスでカヴァー二にボールを奪われ、ゴール前でカセレス☛ロラン☛と素早く回されて最後はカヴァー二に冷静にゴールに流し込まれて0-1。ショートカウンターのお手本のようなゴールを決められて先制点を許しました。
それでも新戦力のミスでリードされた日本でしたが、前半の中頃からボールに絡めていなかった中盤の田中が良い形でボールを受けたり、岡崎との動き出しを連動させて2人で左サイドから仕掛けてシュートに至る形も出てきた中で前半は1点ビハインドで折り返しました。

攻守に置いて中途半端なまま完敗~選手交代やシステム変更も遅くて空回り

About the Author:

hirobrown
創設当初からのJリ−グファンで各種媒体に寄稿する副業サッカーライター。好きなクラブはアーセナル。宇佐美貴史やエジル、杉田亜未など絶滅危惧種となったファンタジスタを愛する。趣味の音楽は演奏も好きだが、CD500枚ほど所持するコレクターでもある。 サッカー歴:中学・高校時代にサッカー部に所属。 中学時は大阪市トレセンに選出される。 その後は競技者としてのサッカーから離れていたが、サッカー観戦は欠かさない 。

Leave A Comment