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新年を迎え、欧州蹴球シーンは再開。2026年からFIFAワールドカップの出場国枠も増えるが、現状は欧州予選が最も厳しく開催国ロシアを含めても14か国。

昨年のユーロは参加24か国に拡大してもオランダ、ギリシャ、デンマークの過去欧州制覇実績のある強豪国が弾き出されアジアの比ではない。

昨年11月12日プラハのエデンアレナでのW杯予選。ノルウェー代表に勝利したチェコ代表。2-0から時計の針が残り5分を指したところでノルウェーが意地を見せた。

ダイジェスト映像には見覚えのあるチェコ代表ゴールキーパーの表情。

3日徹夜明けでトリノから発せられる映像をリアルタイムで眺めたのは祭日の早朝だったから。キックオフ前カメラが捉えたのは貴賓席のパベル・ネドベドの姿。
この日と同カードのチャンピオンズリーグ前節(10月18日開催)はパルク・デ・リヨンにて退場者を出しながらカルチョの王者はホームチームを退けた。
同日の昼14:00から隣接するトレーニングセンターではUEFAユースリーグが行われていた。

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スタンドの騒めきにレンズを向けると副会長様のお出まし。ネドベドがユヴェントスの副会長に就任して既に一年が経過している。
「パベール!」声をかけて近づき右手を差し出し、左手にカメラを構えたため妙な写真になった。

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黄金のバロンドールを抱えた手を握ったので間接的にバロンドールを手にしたと無茶苦茶なこじつけで満足に浸る。
翌日パリに戻り、今年で三年連続、恒例ともいえるPSGのチャンピオンズリーグ。

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FCバーゼルのゴールキーパーとセンターバックは共にチェコ代表。
ノルウェー戦にもフル出場した守護神トマーシュ・バツリーク。マレク・スヒーはこの日印象に残らずカメラに収めていない。

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2016-17シーズン前半、筆者の脳裏に焼付いたのはでもバツリーク、スヒー、でも勿論ネドベドでもない。ちなみに今季ボローニャで活躍する左翼ラディスラフ・クレイチも観たかったが機会なし。そのクレイチの2アシストで2-0で勝利したのが5節のサンプドリア戦。サンプドリアも2点目を奪われた直後(53分)チェコ人の長身フォワード、パトリック・シックを投入した。

開幕戦のエンポリでも61分に投入されているが、カメラのシャッターを切った回数は意外と多いことに気付く。

長身ながら、柔らかいトラップと足元の技術も悪くない。前線に張らせても有効ではあるが、中盤まで下がり長めのボールを散らすなど技巧派の側面が垣間見えた。
前話で懐かしのパトリックの画像をトップにもってきたが、同じ名前の元オランダ代表ストライカーよりも、元アヤックスならばマルコ・ファンバステンに近いプレーヤーである。
10月ユヴェントス戦でのセリエA初ゴールに続き、12月に入ると3試合連続ゴール。年内最終戦のウディネーゼ戦で記録は止まったが、年明けのナポリ戦でもツートップの一角に。
代表でもレギュラーに定着するであろう今春、Jリーグだけでなくイタリアの“パトリック”からも目が離せない。