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長靴の国で観た異邦人たち  一の巻【機窓】

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 眼下には、スイスとイタリアを隔てるアルプスの山々。
今春義務教育を了えた息子隆太と取材旅行を画策。世界遺産の登録数は世界最多を誇り、地域や都市各々が独特の雰囲気を醸すイタリアで、
定番中の定番ミラノ・ローマ・フィレンツェ・ヴェネチアと近郊の街を巡る旅に。

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 かつて世界最高峰と言われたカルチョは2006年発覚したスキャンダル以降レベル低下を懸念されてこそいるものの、2014年の訪伊時から傾斜しており、その理由のひとつに多国籍性を挙げておこう。

 欧州フットボールシーンにおいて外国人枠の規制緩和を促したのが2000-01シーズンの偽造パスポート騒動。翌シーズンからEU外選手枠の2名拡大を検討したフランスに対し、イタリアはなんと国際法を盾にシーズン途中で撤廃を断行した。その恩恵を受けたASローマは二人のアルゼンチン人、一人のブラジル人に加え、一人の日本人ジョカトーレをピッチに送り出すことに成功、ユヴェントスとの直接対決を制して獲得したスクデットは今も語り草に。

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 当時ASローマの会長を務めていた(2008年逝去)フランコ・センシの企業が民営化の際に受注したフィウミチーノ空港は、その名の示す通りティレニア海に面したフィウミチーノ市にある。

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 歳月は流れ2014年、インテルの長友佑都に続き本田圭祐がミランへ。ブンデスリーガでプレーする日本人が急増していた為勘違いされた方も多いが、英西独伊仏の五大国の中、半数以上ドイツ人がプレーする同国に対し、イタリアでは自国の選手より外国人の比率が上回っていた。そのイタリアの数値の上を行くのは言うまでもなくプレミア。

 ポルトガルのメジャー初制覇で幕を閉じたユーロフランス大会。スペインの同大会三連覇を2-0のスコアで阻んだ6月28日スタッド・ド・フランスでの勝利にイタリア国民は歓喜した。アントニオ・コンテの辣腕が評価されている一方、史上最弱などと揶揄されたアズーリのタレント不足は深刻。前述の2014年からセリエAはイタリア人の若手に出場機会を与えようとUEFAを模範にホームグロウンプレーヤー制度を導入した。
いち早く採用しているイングランドにおいて昨年アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が批判している記事を目にしたが筆者も同感である。抑々アズーリファンでもないし。

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 そこで今回のコラム連載のテーマは、イタリアでそのプレーを目視した外国籍フットボーラー。但しローマのブラジル人やインテルのアルゼンティーナは除外し、今夏撮影した写真に回想文も含め、自身で撮影した写真5ショットを用いてマイナー国の選手についてうだうだと綴る。
題して「長靴の国で観た異邦人たち」

By | 2016-09-25T19:04:02+00:00 9月 18th, 2016|Categories: コラム, セリエAコラム, その他コラム|0 Comments

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Y.Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 / Xイチ独身 自称サッカルチャー欧州特派員。プレス席申請の際に 媒体名は「soccerlture.com」と記入するようにしてます。

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