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究極的に自分と向き合うこと

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サッカーは”11人でやるもの”と答えた人は本質が見えていないかもしれない。

サッカーは22人とレフェリーが常にピッチ上にいることになる。

この問いに対する正解は特にないけれど、サッカーは常に相手がいてレフェリーがいて状況が刻一刻と変化し続ける敵味方の状況を的確に「判断」し、最善の方法で「解決」する行為を90分続けるスポーツである。

答えはないとしつつ、11人でやると答えた人は本質が見えてないかも?と言っているので、「サッカーは相手がいるものだよ」というのが、この方の基本的なサッカー観なんだろう。それに異論はないし、そういう考え方が出来る時点で、きっと今日日までにたくさんの経験値を積んでこられたんだろうなと察することが出来る。

でも僕は、サッカーは味方がいて相手がいてレフェリーもサブも観客もいるものだよ・・・というのを理解しつつ、でもまあ、結局ひとりでやるものでは?と考える。

人生は何人でプレーするものだろうか。

親はいるし、兄弟も友人も先生も仲間も上司もたくさんいるが、結局自分の人生をまっとうするのは自分一人である。だから色んな人にアドバイスを受け、相談をし、どれだけディスカッションしたところで、最後に何かを決めていくのは自分自身だ。
もちろん自立しすぎても良くないけれど、色んな人の助けを借り、迷惑をかけ、でも自分で歩んでいくものだと思う。結局最後はひとりだ、己自身だ。

ボクシングの辰吉丈一郎さんは一度引退した後、妻も子どももいながら網膜剥離で失明の危機に合い、ボクシングなんてとても・・という状況でありながら

「俺の人生は最後は俺が決めるもんやから、妻も子どもも関係ない」と言って、周囲の反対を押し切り現役に復帰した。

今聞けば確かにそういうものだよねと思うけど、当時の文献とか映像とかを調べてみると結構世の中は批判的だ。家族がいるのに自分のわがままを通す馬鹿野郎がマジでパンチドランカーになりやがった・・・そんな感じで世間から叩かれている。