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ホンジュラスサッカーとは!? ~W杯未勝利で敗退&監督交代、ロンドン五輪での躍進を還元できないなど日本と共通の課題

本日、豊田スタジアムで日本代表はホンジュラス代表と対戦しますが、ホンジュラスとは一体どんなチームなのか?僕はそれを知るのに打ってつけの方と知り合いになったので、その方からの情報を基にホンジュラスサッカーの神髄についてご紹介したいと思います。

ちなみにホンジュラスとは地理的にはアメリカとメキシコのある北アメリカ大陸と、ブラジルやアルゼンチンのある南アメリカ大陸をつないでいる部分にあり、グアテマラやエルサルバドルと隣接する国土を有しています。珈琲が大好きな僕からすれば、コスタリカも含めてこの地域の珈琲豆は絶品だ、と豪語させていたたきます!!抽出されるコーヒーの色は赤く、苦味やエグ味という珈琲嫌いの方が敬遠される味ではなく、豆本来の甘さが感じられる上品な一杯が味わえますので是非ともご賞味ください。おそらく、グアテマラならスターバックスでも飲めますよ☆(絶品はコスタリカだと思いますが)

話が反れましたが、そんなホンジュラス代表とは23歳以下+オーバーエイジ3人の年齢制限がある2012年のロンドン五輪で日本と同じグループで戦っています。共にグループリーグ突破濃厚だった最終節で大幅な先発メンバー変更があった中でのスコアレスドローを演じた相手です。ちなみに日本と同じく強豪・スペインを破った国でもあります。日本はベスト4の快挙を達成する裏で、ホンジュラスはブラジル相手に前半早々に退場者を出しながら2度もリードしての2-3の惜敗によるベスト8。両国ともに素晴らしい結果を残した退会である事も共通しているのですが、そのロンドン五輪メンバーをフル代表に還元できていないのも共通・・・・・しちゃってます。

W杯出場3大会で未だ勝利がないホンジュラスですが、日本との共通項という意味では、W杯参加国が24ヶ国だった1994年のアメリカ大会から32ヶ国参加になった1998年のフランス大会以降で各大陸からの参加国の割り振りも大陸間プレーオフ含めて変化しているため、それまで中南米からはメキシコとアメリカの2大強国しか出場が果たせないような中、参加国拡大に恩地を受けての2大会連続出場となっており、今後はW杯常連国になっていきそうな気配もあります。フランス大会以降5大会連続出場の日本からすれば、この変化の重要性は感慨深いのではないでしょうか?

ホンジュラスサッカーの魅力と特徴~ナビスコカップMVPのガンバ大阪FWパトリックに似た強靭なFWが台頭

ホンジュラスサッカーの印象としてはファウルが多いイメージがあります。ブラジルW杯でも初戦の前半から退場者を出してしまったぐらいですから。 しかし、日本の報道ではブラジルW杯期間でも、「ホンジュラスは堅守速攻」で紹介を終わらせられている事が多かったのですが、コレは確実に観てない時の”やっつけ仕事”で片付けているのだと確信しました。良くも悪くも感覚派の選手が多い攻撃面と、堅守ではないだろ?という異彩のDFも後述致します。
サッカーの特徴としては代表チームはもちろん、国内リーグのクラブの多くもオーソドックスな4-4-2のシステムが伝統の国のようです。その背景にあるのは強靭なフィジカルを持つFWが台頭してくること。ボールを奪えば、とにかく2トップへどんどんボールを集めるという縦へ速いダイレクトな攻撃を志向するサッカーです。現在の代表監督であるエルナン・メトフォード監督も国内リーグを制覇している時からこのようなサッカーを志向していたそうです。
こういった戦術を取る以上、当然ボランチにはボール奪取力に優れる選手が2人並べられるのですが、今回の招集メンバーである24歳の主力MFルイス・ガリードには細貝萌のようなボール奪取力に加えてシンプルながら展開力が期待されているという風に見えます。もしかしたらホンジュラスにアギーレが行ったら合うのでは?と思えるサッカーとも言えますから、堅守速攻と表現されるのも仕方ありません。
そんな半ば”FW任せ”のサッカーではありますが、そのぶんFWの選手には”個”が求められる事から、大型FWはフィジカルの強さや高さだけでなく、スピードや突破力を兼ね合わせるという現在J1リーグで大活躍中のガンバ大阪FWパトリックに似たタイプのFWが自然に育つ土壌があるようです。ダーティなプレーも辞さないホンジュラスサッカーで育つわけですから、代表選出されたFWはかなりのモノだと思います。チームというよりも選手個人を見る事が楽しいのがホンジュラスサッカーなのかもしれません。

カリアリのレジェンド的存在となったFWダビド・スアソの存在

そして、その最高の成功例が長年に渡ってカリアリやインテル・ミラノといったイタリアのリーグで活躍したFWダビド・スアソです。爆発的なスピードと突破力にフィジカル的な強さを持った全盛期、特にカリアリでは地方クラブながら2005-2006の1シーズンでのクラブ歴代最多得点となる22ゴールを挙げた事もあるほどです。この実績を買われて、(現在とは違って)欧州でも指折りのビッグクラブであったインテル・ミラノに加入する事になった選手です。
ちなみに、1999年にイタリア移籍当初はすぐにイタリアのサッカーに適応できないだけでなく、DFをやらされていた時期があったのも覚えています。当時は中田英寿がイタリアへ渡って2シーズン目だった事や、スアソが加入したカリアリにはガンバ大阪でJリーグ得点王となった”浪速の黒豹”ことカメルーン代表FWパトリック・エムボマが在籍していたので覚えています。クラブ史上最高額の移籍金を掛けたスアソが期待外れでスケープゴートにされていたのも。
それから8年間在籍する事になるカリアリではリーグ戦通算255試合出場で94ゴールという誰もが”レジェンド”と呼ぶ実績を築いた偉大なストライカーです。インテルでもバックアッパーながらリーグ優勝に貢献したホンジュラス史上最高の選手とも言えるかもしれません。今思えば、スアソはパトリックほど大柄ではありませんが、プレースタイルは似ているかもしれません。右サイドの裏のスペースでボールを引き出すのも得意だったし。

【攻撃陣】19歳の大型FWロチェス&18歳のスピード系FWエリン~アクセント役が期待ハズレで厚みがない攻撃

このスアソをモデルとしたような大型でありながらスピードもあるようなFWの選手がどんどん出てくるのがホンジュラスサッカーの特徴でしょう。スペインの強豪バレンシアに引き抜かれてロンドン五輪でも活躍したFWアンソニー・ロサーノや、同大会でオーバーエイジとしてチームを牽引した187cmの長身FWジェリー・ベントソンもこの系譜に沿っていると思います。(ただし、2人とも今回の日本戦は招集外。)
そして、ホンジュラスサッカーに興味を持ってホンジュラスU20代表の試合を動画で観ていたのですが、そこで際立っていたのが今回の来日メンバーに招集されている現在19歳のFWブライアン・ロチェスと18歳のアルベル・エリンの2人。ロチェスは長身のポストプレーヤーで、エリンはスピード系の選手なのですが、共に突破力という点では共通しており、2トップへ放り込むような攻撃戦術が多いホンジュラスサッカーの特徴も相俟って万能型のFWになっていくと思います。
ガンバ大阪にパトリックが加入後すぐにフィットしたのもありますが、こういう選手を若い年代でJリーグのクラブが獲得するというのもアリだと思います。そして、彼等もJリーグにはとても関心があるようなので、本日の日本代表との試合で彼等はJクラブにアピールしちゃうかもしれませんよ!!
ちなみに、そんな彼等の年棒は・・・・・・○○○万円くらいだそうです。格安ですよ!!J2やJ3のクラブが変に実績のあるベテランFWを獲得するよりも魅力的ですよ~☆

そんなFWを輩出し続ける中、中盤が育たないようで、特にロンドン五輪で僕の目に焼き付いた天才肌の左利きMFマリオ・マルティネスがその後は体重増で動きにキレがなくなり成長どころか後退。今ではエクアドルのリーグへ行ってしまったようです。所属するエクアドルのバルセロナは国内ではビッグクラブではあるものの、マリオはもともとベルギーのアンデルレヒトに引き抜かれた選手なので微妙です。それでもセットプレーだけは未だに健在なので日本としては一発を持っている彼は危険かもしれませんね。まあ・・悪い時の家長昭博っていう感じにピッタリ合うイメージでみてもらえれば・・・しっくりくるかもしれません。

【守備陣】サイドバックながら年間MVP受賞のイサギレに注目~頼りになるのはプレミアリーグでも認められるフィゲロアのみ

By | 2017-04-21T21:52:28+00:00 11月 16th, 2014|Categories: 日本代表観戦記, 観戦記|Tags: , |0 Comments

About the Author:

hirobrown
創設当初からのJリ−グファンで各種媒体に寄稿する副業サッカーライター。好きなクラブはアーセナル。宇佐美貴史やエジル、杉田亜未など絶滅危惧種となったファンタジスタを愛する。趣味の音楽は演奏も好きだが、CD500枚ほど所持するコレクターでもある。 サッカー歴:中学・高校時代にサッカー部に所属。 中学時は大阪市トレセンに選出される。 その後は競技者としてのサッカーから離れていたが、サッカー観戦は欠かさない 。

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