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グアルディオラが抱える秘密 ~名将と言われた2年間~ 前編

グアルディオラは21世紀最高の監督であり、彼が率いるバイエルンにはまだ見ぬ黄金期が訪れると考えたサッカーファンは多いだろう。私も最強の座がバルサからバイエルンに移るだけなのかと恐ろしい感覚になったのを覚えている。

13-14シーズンから指揮を執ったグアルディオラはブンデスリーガ連覇、2年連続CLベスト4、DFBポカール優勝と、確かに結果は出している。しかし内容に目を向けるとどうだろう。大切なのはチームが成長しているかどうかであり、結果にとらわれずにチームを顧みる必要がある。
グアルディオラの率いるバイエルンは成長しているのか、それとも退化しているのか。CL準決勝バルセロナ戦に敗れたところで、グアルディオラの歩んだ2年間とボロが出始めた彼の監督キャリアを顧みる事にしよう。

☆順調だったグアルディオラ・カラー

バイエルンが打ち立てたブンデスリーガ優勝25回、DFBポカール優勝17回という恐ろしい記録を見ても、国内に敵は皆無といっていい。特に長丁場となるリーグ戦でバイエルンに対抗できるチームは存在せず、その豊富な選手層の前にほとんどのチームは優勝争いから脱落していく。
サポーターにとってもブンデスリーガとDFBポカールは勝って当たり前という風潮があり、監督の功績と称えられるのはCLを制覇した時のみなのだ。ハインケスが3冠を達成した12-13シーズンも、当然のごとくブンデスリーガとDFBポカールを制している。
実質CLを獲れば3冠は確定したようなものであり、大切なのは3冠よりも内容だ。ハインケスのチームが優れていたのは誰の目にも明らかだが、更なる高みを目指すと決意したバイエルンの上層部は黄金期の確立を目標にグアルディオラ招聘に踏み切った。
彼がバイエルンでもポゼッション主体のサッカーをするのは目に見えており、その独特なスタイルへと舵を切る事は非常にリスキーな行為だった。

グアルディオラがバイエルンの監督に就任してからおこなった事は、やはりポゼッションの確立だ。今までのハイスピードサッカーを継承しつつ、徐々に独自色を打ち出していった。DFラインからのビルドアップを徹底し、GKのノイアーにも繋ぐ能力を求めた。
守備でもバルサ時代におこなっていた前線からのプレスを求めたが、グアルディオラは実に利口だった。数あるオファーの中からバイエルンを選んだ背景には、ハインケスが植え付けたプレッシングがあったからだ。バイエルンではロッベンやリベリのようなスター選手までもがプレスに参加し、メッシのようにサボる選手がいない。
ポゼッションの肝でもあるプレス戦術を教え込む手間が省け、バルサをも超えるハイプレスを実現できる下地があったのだ。その事に気付いた時、私はバイエルンに黄金期が訪れてもおかしくはないと感じたものだ。

さらにグアルディオラはチームを改造していく。教え子のチアゴ・アルカンタラをバルサから呼び寄せ、不動のサイドバックだったラームを「彼はクレバーだ」の一言でポゼッションの軸とも呼べるアンカーにポジションチェンジさせた。
その他にも足元の技術に定評のあるハビ・マルティネスを獲得し、すぐにCBとしてプレーさせ、本来CBには不向きは体格であるダビド・アラバを左CBで起用する事もあった。こうした活動がバイエルンにポゼッションの意識を根付かせ、バルサのようにポゼッション率60%越えを繰り返す試合が続くようになった。
さらにバルサでは失敗したが(イブラヒモビッチの獲得)、大型FWを中央に配置するためにレヴァンドフスキも獲得し、バイエルンはグアルディオラ色へと順調に染められているはずだった。

☆得点欠乏症の理由と囁かれる解任論

About the Author:

大阪府在住 / 20代 / 趣味:サッカー観戦、カラオケ / サッカー歴:中学2年よりサッカーを始める。人生初の試合が0-12、チームとしてのシュート数0と歴史的な大敗となり、カルチャーショックを受ける。それ以降なぜ0-12で負けたのかを研究するようになり、気付けばサッカーオタクとなっていた。

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