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ブンデスリーガ第11節 フライブルグvsシャルケ 〜泥沼の敗戦から這い上がれるか?

 チャンピオンズリーググループリーグ、アウェイのスポルティング戦ではミスを連発し、いいところ無く敗れたシャルケは、8日にアウェイでフライブルグと対戦した。

 フライブルグは今シーズンも開幕前に主力選手を失っており、苦しいシーズンを送っているだけに、シャルケにとってここは勝っておかなければならない試合となっていた。

 結果でも内容でも、この試合もまたいいところ無く敗れた試合であった。

 攻撃面ではドラクスラーやボアテングの不在から縦への推進力に欠ける上にボランチも組み立て能力のある選手が使われず、攻撃が停滞してしまっていた。
 さらに右サイドを本来なら担うはずだったファルファンは怪我で長期離脱中であり、代わりとなるべきサムやクレメンスも本来の実力を発揮しているとは言いがたく、結果左からの攻撃に偏ってしまい、フライブルグにとってはやりやすくさせてしまった。

 そして、守備面でも連携不足が多く見られ、二失点ともディフェンスでのミスをつかれたものであり、ディ・マッテオの考えているであろう守備ブロックを作ってからの速攻という形には到底至らない、非常にお粗末な内容に終始していた。

 何よりも、今現在のチームには守らねばならない規律が多いのか、非常に保守的というか、消極的なプレイに終始している選手が散見されるのが気になるところである。

 また、リズムが悪いチームに引きずられてか、守護神であるフェアマンも位置取りなどが明らかにおかしい場面が多く、それが更に失点を引き起こしている。

 現状では、ディ・マッテオの召集はマイナス面しか引き起こしていないと言えるだろう。果たしてクリスマス休暇前までにチームに安定を齎すことができるのか?

 二週間の代表休み期間でどこまでチームに自身の戦術を叩き込めるかが、彼の指揮時間の長さを左右しそうだ。