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【図解】ドルトムントとユヴェントス〜運命の3月1日

決勝トーナメント1回戦屈指の戦いを見せてくれたユヴェントスとドルトムントは、共に3月1日に国内リーグでビッグマッチを戦った。ユヴェントスは勝ち点差こそ付いたものの、事実上の首位決戦となるローマとのアウェイゲームを戦って1−1のドロー。
一方のドルトムントはドイツ国内でも最も盛り上がるシャルケとのルールダービーを3−0の完勝で制した。

この両試合で興味深かったのは、互いのシステムだ。ユヴェントスはここ最近4−3−1−2を基本布陣としてきたが、この日は前任のコンテが使用していた3−5−2を使用。
そしてドルトムントと対戦したシャルケも、3−5−2でこの試合に臨んでいる。シャルケの3−5−2はディ・マッテオが就任して以降使用しているシステムで、守備時に5バックに変化するところもユヴェントスと同じだ。別々の国でおこなわれた仮想2NDレグ。この2試合から、ドルトムントとユヴェントスとCL2NDレグを占ってみよう。

☆ドルトムントは輝きを取り戻したか

ルールダービーによる気持ちの高ぶりも影響してか、ドルトムントは今季最高の戦いを見せた。全盛期を思わせるゲーゲンプレッシングに、縦へ素早く展開するクロップ好みのサッカーが機能した。シャルケは守る事しか出来ず、ドルトムントは100%に近い完璧なサッカーを披露したと言えるだろう。
しかし思い返してほしい。私は先日の前後編に渡るドルトムントの記事の中で、今のドルトムントの欠点を分析した。その1つに、縦パスがなかなか通らない現象について触れている。しかしこの試合では、驚くほどドルトムントの縦パスが決まっている。
まさか1週間で劇的にチームが変化するはずもなく、この日の好調ぶりにも理由がある。そして、この理由をユヴェントスがどう捉えたかが重要なのだ。

先日のドルトムントの記事において、私は「サイドバックが攻撃のカギを握る」と書いた。そしてこの試合はそのサイドバックがかなりフリーとなっていた。これはシャルケの選択したシステムや守備法が関係している。
シャルケの3−5−2にはサイドハーフと呼べるポジションが無い。そのため、普通にマッチアップしてしまうとドルトムントのSBにプレスをかける選手が存在しないのだ。負傷したピシュチェクに代わって右サイドバックに入ったキルヒ、そして不動の左SBシュメルツァーは常に前を向いた状態でボールに触る事が出来た。

さらにシャルケは、2トップが守備に熱心では無い。ハーフウェーラインまで下がってはいるが、明確な狙いを持たずに守備に参加しているのだ。そのためドルトムントのDFラインは常にフリーな状況から縦パスを送る事ができ、それがシャルケを防戦一方にした理由でもある。
そうした状況を見逃さなかったのが日本代表の香川だ。香川は得点こそ奪っていないが、何度も中盤に顔を出してパスを呼び込んでいる。フリーのサイドバック、そして中盤に顔を出す香川。この2つが相互にリンクする事でドルトムントの攻撃は加速した。

シャルケは相手サイドバックからの展開に意識が傾き、インサイドハーフの選手がたびたびサイド寄りにポジショニングしていた。そうして出来た中盤の穴に香川が顔を出し、そこにギュンドアンやフンメルスから縦パスが入るケースが非常に多かった。
シャルケの5バックの前に3枚が並ぶ守備ブロックはお世辞にも統率されているとは言えず、ドルトムントにとっては攻めやすい環境だったはずだ。なかなかゴールネットが揺れなかったものの、内容的にもドルトムントの圧勝だった。

☆2NDレグへのカギとなった2試合

About the Author:

大阪府在住 / 20代 / 趣味:サッカー観戦、カラオケ / サッカー歴:中学2年よりサッカーを始める。人生初の試合が0-12、チームとしてのシュート数0と歴史的な大敗となり、カルチャーショックを受ける。それ以降なぜ0-12で負けたのかを研究するようになり、気付けばサッカーオタクとなっていた。

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