テキストテキストテキスト

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト

欧州蹴球文化探訪Afterword Vol.11サッカーキング・オピニオン

鳶に油揚げを攫われたのかと思いきや、鳶ではなく鷲だった。今シーズンUEFAフェア・プレーリスペクト枠の「棚から落ちた牡丹餅」は、デーフェンテルのゴーアヘッド・イーグルスが空中でキャッチしてヨーロッパリーグ予選の出場権を手に入れた。二部降格クラブの参戦という珍事に至るが、その二部でも快進撃が続いている。13節では昨季一部で対戦したドルトレヒトとのホームゲームに3-0の完勝を収める。

牽引役は新加入、共に23歳のコーゲルとエウェイク。

12試合出場12ゴールと量産するのはユトレヒトから移籍してきたレオン・デ・コーゲル。典型的な大型(身長194cm)スピッツ。この日も23分の追加点はフリーキックを頭であわせると、終了間際には自らフリーキックを蹴りネットを揺らした。

172cmと小柄なジェリー・ファン・エウェイク(元オランダu19代表)は昨シーズン、デ・フラースハップで36試合18ゴール。そのデ・フラースハップに入れ替え戦で敗れ降格したイーグルスへの移籍はレアなケース。

このチームではトップ下と左右ウィングもこなしコーゲルをアシストする。このデコボココンビが攻撃の担い手なら守備の要は主将のフリンツ。

ヨーロッパリーグ予選、フェレンツバロシュとのホームゲームでも、エウェイクのコーナーキックをフリンツが決めて同点に追いついた。リーグ戦でも不動のセンターバックは来季一部復帰を目指す。

オランダ二部の正式名称はエールステ・ディビジ。現地の紙面にはジュピラーリーグと印字されている。ビール醸造メーカー、ジュピラーはオランダ二部とベルギー一部の冠スポンサーでもあるため、ベルギーをジュピラー・プロ・リーグと表記して区別する。

10月の最終週は、ベルギー三都市(オーステンデ、ブルージュ、コルトレイク)とドルトレヒトを移動、四日で四連戦を取材・観戦する強攻日程。

ゴーアヘッドに敗れたドルトレヒトも順位を10位まで下げたが、勝ち点は17。首位ゴーアヘッドが27、二位のスパルタ、三位のアイントホーフェンが26で並ぶ。勝ち点9差の中に一桁順位のクラブが詰まっている団子状態。まずはウィンターブレイクまでに5位以内が現実的な目標。

日本人プレーヤー、ファン・ウェルメスケルケン・際の活躍に注目し、今季のエールステディビジを引き続き注視していきたい。

サッカーキングオピニオン・のダイジェスト&リライト版はコチラ↓
サッカーキングオピニオンへ

オリジナルバージョンはこちら

欧州蹴球文化探訪 第十一の巻 尊敬の連鎖とワシに牡丹餅

About the Author:

Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

Leave A Comment