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「攻撃サッカー」の定義とは?ポゼッションのバルセロナVSカウンターのレアルマドリーの例

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 今季も3冠を達成したバルセロナにあって、「MSN」の3人は公式戦合計122得点を記録しましたが、それ以上に「MFのサッカー」であった時代にはスペイン代表MFアンドレス・イニエスタがハーフウェイライン付近でドリブルをする事などありませんでした。そのようなプレーを見ようものなら、「今日はボールが回らないんだな。調子悪いな」となっていたのが、今では日常のプレーになっています。それだけカウンター攻撃が多く、バルセロナも「FWのサッカー」に切り替わったと言えます。パスサッカーの象徴である元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが今季3冠達成したチームの中でベンチに座っている時間が長く、今季限りで退団したのも時代の流れと共に大幅なスタイル変更があったからでしょう。

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 ただし、今季のバルセロナは「守備固め要員」のように、残り20分前後でシャビを投入し、ボール支配率を上げて相手にシュートを撃たせないように守り切るような戦略が非常に多く見受けられました。「相手にボールを渡さない」、これこそが最少失点の常連であるバルセロナの守備の鉄則です。「何かを得るためには何かを捨てる覚悟」が必要であり、今季のバルセロナはその相当な覚悟があったと言えます。それでいて、クラブ伝統のポゼッションは守り切りたい時に活かすという部分で生きています。これこそ、クラブに根付いた伝統的なスタイルなのかもしれません。

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 つまり、ポゼッションとカウンターだけでは攻撃的かどうかは関係ないと、バルセロナのスタイル変更が証明しているようです。

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