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UEFAネーションズ・リーグ撮影記/ファインダーから見える近未来の世界勢力図(1)

ぷら~り 欧州蹴球場百景【6】シュタディオン・アントナ・マラティンスケーホ / トルナヴァ 其の二

一昨日UEFAネーションズリーグの準決勝カードが決定した。UEFAが新設したこのコンペティションを追って連日国境を越える旅。


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はじめに訪れたのはおよそ1年振りとなるウィーンのエルンスト・ヘッペル。昨年ヨーロッパリーグGS最終節。(※第54景にて掲載)。ベスト16を決め興奮を抑えられないアテネ・サポーターはお行儀が良いとはいえなかった。


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しかし紙面が事前に2万人と報じたボスニア・ヘルツェゴビナ(BH)サポーターの狂乱ぶりはその比ではない。
イビチャ・オシムの尽力で異なる三民族の協会が統一され2014年ブラジル大会への出場が叶ったこの国は、未だ内戦の傷が癒えない。戦火を逃れる為、故郷を離れる決断を下した人も少なくはないのだろう、彼らにとっても代表チームは、平和と復興のシンボルでありその人気は凄まじい。スモークを用いた映画の戦場シーンを想起させる程、スタジアムが白く烟る中ボールを追う選手たち。


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試合も黒星回避ならば予選突破(今大会は昇格)のアウェーチームがスコアレスドローでミッションをクリア。前年と全く同じ展開となった。
来季Aリーグに以下の12ヵ国が名を連ねる。
オランダ、フランス、スイス、ベルギー、ポルトガル、イタリア、イングランド、スペイン、ウクライナ、スウェーデン、デンマークそしてボスニア・ヘルツェゴビナ。

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格付けの上で、強豪ドイツやW杯ロシア大会銀メダルのクロアチアを見下せるのだからボスニア国民の鼻も高くなる。
現在のBH代表は、クロアチアの英雄ロベルト・プロシネツキが、最終ラインのズカノビッチ、中盤の司令塔ピアニッチ、大黒柱のエースストライカー、エディン・ジェコとセリエAで活躍する実力者を各列の要に配置した布陣。


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この日得点こそ無かったとはいえ中盤にジェコが下がることで、ホルダーが出し所に詰っても彼の頭を経由すればボールは繋がる。後半、ふくらはぎの腓腹筋を伸ばすシーンも見られたが「オフザボールの動き」の質と量での貢献も見逃せない。


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By | 2018-12-10T02:42:46+00:00 12月 5th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら, 未分類|0 Comments

About the Author:

Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

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