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チェルシーの戦い方は退屈か?〜モウリーニョが知るサッカーの真理〜

リーグ戦を制するうえで、1つの格言があるのをご存知だろうか。「ホームで勝ち点3、アウェイで勝ち点1を取り続ければ間違いなく優勝できる」といったものだ。リーグ戦を制するコツは最強になる事ではなく、賢く戦う事なのだと。

今季のプレミアリーグで首位を快走したチェルシーも、この理をしっかり守っている。それを退屈と呼ぶ者もいるが、結果こそ全てと考える者もいる。そして国内リーグの戦い方はCLなど全てのコンペティションに影響してくる。モウリーニョがスペシャル・ワンと呼ばれるゆえんがこの理にあった。

☆アウェイで負けない事の重要性

今季のチェルシーはホームで1度も負けていない。引き分けもたった3つとなっており、ホームで勝ち点3を獲得するという鉄則を守る事に成功したといえるだろう。引き分けた3試合も、相手はマンC、サウサンプトン、バーンリーと、バーンリー以外は上位クラスの相手だ。
アウェイでの黒星は12月6日のニューカッスル戦と、1月1日のトッテナム戦の2つだけで、アウェイで最低でも勝ち点1を持ち帰るというミッションは充分に果たしている。

何より特筆すべきなのは、上位陣との対決に負けが1つも無い事だ。34節のアーセナル戦でも守備に徹して勝ち点1をもぎ取り、マンC、サウサンプトンとの2試合はどちらも1−1で終えている。アウェイでのユナイテッド戦も1−1で凌いでおり、賢く引き分けを選択している。
今季喫した2つの敗北はどちらも勝利を狙いに行ったからこそのものであり、優勝争いをするライバル相手には実に慎重な試合運びを見せてきた。一見すれば相手を恐れているようにも思えるが、2位アーセナルとの勝ち点差を見れば圧倒的という表現がピッタリ当てはまる。

一方のアーセナルはアウェイでの試合を5つ落としており、そのうちの1つはライバルであるチェルシーだ。モウリーニョがアーセナルスタジアムでの一戦を0−0で凌いだように、ヴェンゲルに慎重な姿勢があればこれほどの勝ち点差が付く事は無かったかもしれない。
さらにホームでもハル相手に勝ち点を取りこぼし、同じくライバルであるユナイテッドには1−2と黒星を喫している。ホームで黒星を喫したのはユナイテッド戦のみだが、チェルシーが1敗もしていない事を考えると大きな黒星だ。

アーセナルはアウェイで勝ち点1を拾うという理を守り切れず、それがチェルシーとの差を広げる事となってしまった。トーナメントでの一発勝負であれば、チェルシーとアーセナルはそれなりに互角の戦いが出来るだろう。それなりにと書いたのは、ヴェンゲルがモウリーニョの率いたチームに勝ったことが1度も無いからだ。
しかしリーグ戦では、CLのグループリーグも含めてアウェイでは負けない事が重要な要素になる。アーセナルのサッカーはハイテンポで見ている者を楽しませるが、長期決戦でトロフィーを掲げるには引き分けで試合を終わらせる能力も必要という事だ。
アーセナルサポーターはモウリーニョを「退屈な指揮官」と煽ったが、モウリーニョも負けじと「10年間タイトルが無いのは退屈だ」とアーセナルサポーターを皮肉った。アーセナルほどのチームがリーグを制する事が出来ない理由をモウリーニョは分かっているのだろう。

そしてこの理は国内リーグに留まる話では無い。ビッグクラブの夢であるCL制覇を成し遂げるためにも重要な話なのだ。CLにもグループステージなるリーグ戦が存在し、ホーム&アウェイでの総当たり戦が繰り広げられる。
チェルシーはアウェイで1つも負けていないが、アーセナルはドルトムントに0−2と完敗している。勝ち点3が絶対視されるホームのアンデルレヒト戦でも3−3と引き分けに持ち込まれてしまった。結局グループを2位で通過する事となり、1回戦のスケジュールが厳しくなってしまった(結果的にはモナコだったが・・・)

By | 2017-04-21T21:51:59+00:00 5月 1st, 2015|Categories: コラム, プレミアリーグコラム|Tags: , |0 Comments

About the Author:

大阪府在住 / 20代 / 趣味:サッカー観戦、カラオケ / サッカー歴:中学2年よりサッカーを始める。人生初の試合が0-12、チームとしてのシュート数0と歴史的な大敗となり、カルチャーショックを受ける。それ以降なぜ0-12で負けたのかを研究するようになり、気付けばサッカーオタクとなっていた。

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