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セレッソ大阪、元日本代表の茂庭と橋本を再獲得へ。ベテラン確保で戦力再編成

 来シーズンは一年でのJ1復帰を目論むセレッソ大阪は、元日本代表DFの茂庭照幸を再び獲得した。

 昨季所属したタイ・プレミアリーグ(1部)のバンコク・グラスFCは既に退団済であり、フリートランスファーでの加入となる。

 また、ヴィッセル神戸から元日本代表MFの橋本英郎の獲得も同時に発表された。

 アウトゥオリ監督は、昨シーズンの不振の原因はベテランを切りすぎたが故のチームの調子の波を乗り越えられなかったこともあると考えているのだろう。

 また、層の薄さも足を引っ張った感がある。

 そして、この二人のベテランの加入で、各ポジションでベテランからユース組や若手選手が学ぶということを出来る体制がようやっとできる体制になったということでもある。

 また、長いJ2のシーズンを乗り越えるのにはベテランの経験がものを言うことも当然出てくるだろう。

 特に茂庭は一年前までセレッソに在籍していただけに、内情を知っているのも大きいだろう。

 彼のリーダーシップでまだ若いチームを纏め上げることが出来れば、セレッソにとっても、今後を引っ張っていかねばならない山口などの若手にとっても大きな財産になる。

 しかし、逆に言えば計算できる戦力であるとは言い難い面もあるのは確かだ。

 橋本は既に35歳であり、通年で活躍できる保証は全くない。

 更に昨年の場当たり的な補強の性で資金がなく、外国人選手を獲得できない痛手もある。

 また、日本人中堅選手も、代表選出を考えればJ2へ来ることはまずないだけに、ベテランの補強に頼らざるを得ないという面も考えねばならないだろう。

 とはいえ、玉田、茂庭に橋本と補強はある程度成功と言えるだろう。

 後はアウトゥオリの手腕次第だ。果たしてセレッソは一年でJ1へ復帰できるのだろうか?