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16 07, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【45】エスタディオ・モンティリビ / ジローナ

By | 2018-07-16T06:53:26+00:00 7月 16th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら, 未分類|0 Comments

フランス二度目の優勝で閉幕。FIFAワールドカップ・ロシア大会は、クロアチア、ベルギーの躍進、日本代表の大健闘も含め、史上最高と絶賛されたブラジル大会を凌ぐ好ゲームが続いた。 ◆◆◆◆◆ あすみさんが今回手にしているのは日本でも購入できるトラス社のゼロ・ダークチョコレート。同社はカタルーニャ地方のジローナに位置し、フランスの国境から60km、バルセロナ港から120kmの距離。売り上げの35%以上が国際市場であるのも頷ける。 1890年創立なので、スペイン最古のチョコレート・メーカーの1つ。本場ベルギーの企業との技術提携により向上した品質で、今日世界各国で愛食されている。 ◆◆◆◆◆ 第45景はジローナFCの本拠地エスタディオ・モンティリビ。訪問したのは指宿洋史(現ジェフユナイテッド市原・千葉)在籍時なので、9年前。当時はライアンエアがバルセロナのエル・プラット空港に乗り入れしておらず、ジローナのコスタ・ブラバ空港に着陸。リムジンバスは、バルセロナとジローナ駅に運行していた。 ◆◆◆◆◆ ジローナFCはクラブ創立以来初の二部昇格で沸き返っていた。そして昨季クラブ創立87年目にして悲願の1部昇格を果たしている。開幕戦でアトレティコとドロー、10節ではレアルからまさかの逆転大金星。マドリッドのビッグクラブ相手にカタルーニャの弱小軍団が起こしたドラマは歴史を知るものにとって痛快極まりない。 ◆◆◆◆◆ 今回、ロシア大会には、ジローナFCから3選手がエントリーしている。日本のサッカーファンに認知されたのは、コロンビア代表の左サイドバック、ホアン・モヒカ。原口元気とのマッチアップ。原口に押し込まれたモヒカは、攻守両面で精彩を欠いた。第二戦ではベンチかと思いきや、ペケルマンの期待に応えポーランドを圧倒、セネガル戦も粘り強い守備で無失点に貢献した。イングランド戦でも後半41分のクロスで見せ場をつくり終わってみれば全四試合フル出場。昨年までの代表キャップ数2から8まで伸ばしレギュラーの座をを確保している。 ◆◆◆◆◆ ゴールキーパーのモロッコ代表、ボナは出番なし。 ジローナFCの大黒柱は、クリスティアン・ストゥア―ニ。↑ 画像クリックで youtube《Girona FC vs Atlético de Madrid》動画

13 07, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【44】エスタディオ・ド・ベッサ /  ポルト

By | 2018-07-13T22:27:57+00:00 7月 13th, 2018|Categories: Soccerlture League, 未分類|0 Comments

あすみさんが手にしたボトルは、アデガ・ド・モレイロ。モレイロとはポルトガル語で風車を意味する。その名の通りラベルに描かれている六角形の風車が目印。ワイナリーがあるのはリスボン北部のトレシュ・ヴェドラシュ。日本の量販店では南米産のボトルにしか手を延ばさない筆者が、欧州産で唯一、継続して購入するほど、1000円/本以下のお手ごろ価格ながら、けして侮れないポテンシャル。 ◆◆◆◆◆ 世界を熱狂させた蹴球の宴も残るはファイナルと三位決定戦のみ。振り返ればバロンドールを独占してきた二巨星が決勝トーナメント1回戦で舞台を降りた。リオネル・メッシ31歳、クリスティアーノ・ロナウドは既に33歳。年齢的にも最後のワールドカップとなることは否めない。クリスティアーノは、初戦スペイン代表との隣国対決で、いきなりハットトリックを達成するなど、それなりにインパクトを残したが、ウルグアイのルイス・スアレス−エディソン・カバーニの強力2トップと、お家芸の堅守にメジャー大会連覇を阻まれた。 但しズラタン・イブラヒモビッチが代表から引退したスウェーデンの快進撃同様、クリスティアーノ依存から脱却することで更に強くなる可能性を秘めているのが今のポルトガル代表。次代のタレントが続々と芽吹いている中でも、筆頭は昨年から今年にかけて大ブレイクしたブルーノ・フェルナンデス。スポルティング・リスボンのアタッキング・ミッドフィルダーは、昨季国内リーグMVPを獲得。しかし彼の生まれ故郷はポルトの北側近郊にあるマイア。 ◆◆◆◆◆ 第46景は彼が少年期を過ごしたボアヴィスタFCの本拠地エスタディオ・ド・ベッサ。 その名が世界に知れ渡ったのは、ポルトガル五輪代表の背番号10番が写し出された2016年8月4日。アトレティコ・マドリーで頭角を現していたアンヘル・コレア擁するアルゼンチン五輪代表相手に2-0と快勝。2アシストを記録したブルーノ・フェルナンデスが当時在籍していたのはセリエAのウディネーゼ。 グループリーグを突破して、8月13日ベスト8でドイツと対戦、4-0の完敗後ブラジルから向かった先はイタリア北西部の港町。 ◆◆◆◆◆ サンプドリアが彼に用意した背番号は10。合流して一週間でセリエA開幕戦を迎える。エンポリでのアウェー戦は長男とプレス席に腰を降ろした。しかし開幕直前に加わった新参者はベンチを温めたまま試合終了のホイッスルを聞く。 ◆◆◆◆◆ 翌週の第二節 スタディオ・ルイジ・フェッラーリの結果をガゼッタで確認する。連勝好発進にサンプドリアの名物オーナー、マッシモ・フェレーロも大喜び。アンデルレヒトから電撃移籍のデニス・プラートはスタメンで採点も6と、まあまあの評価。フェルナンデスは終了間際6分間のみの出場で評価なしのSV。ところが3節から3連敗2引き分け。9節のデルビーでスタメン、好パフォーマンスで6試合ぶりの白星をもたらすと、11節インテル戦からレギュラーに定着、シーズンを通して攻撃のタクトを振るった。 ◆◆◆◆◆ 15年程時計の針を戻してみるとFCインフェスタのアカデミーに別れを告げ、ボアヴィスタの門扉を叩く10歳のブルーノ少年がいる。それからU15→U17→U19と2012年まで8年の間、順調に才能を伸ばした。 ◆◆◆◆◆ ポルトのフランシスコ・サ・カルネイロ空港の入国手続きを終えるといきなりスタジアムツアーの宣伝広告が目を飛び込んでくる。 ピッチとの距離が近い英国式スクエア型のスタンド。その傾斜角は45度近い急勾配。2004年のユーロ開催に向け大規模な改修が行われ現在の佇まいに。

10 07, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【43】コリセウム・アルフォンソ・ペレス /  ヘタフェ

By | 2018-07-10T10:23:43+00:00 7月 10th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら|0 Comments

明日はベスト4が激突。敗退国では、代表引退宣言や既に新シーズンの移籍のニュースが飛び交う。日本人では今大会で一気に評価額を高騰させたのはヘタフェの柴崎岳。 ◆◆◆◆◆ 第43景はスペインマドリッドの南側、ヘタフェにあるコリセウム・アルフォンソ・ペレス。1998年竣工なので比較的新しい。収容人員も18000人弱。個人的には大き過ぎず、小さ過ぎず、程よいキャパシティだと感じている。但しメインスタンド以外は屋根がない。プレス席からだとこんな感じ。 ◆◆◆◆◆ アルフォンソ・ペレスの響きは90年代の名前だけで、全然無敵艦隊じゃなかったスペイン代表を知るものにとっては懐かしい。ペレスはヘタフェの出身であってもこの街のクラブに在籍した期間はなく、乾貴史が移籍したことで日本国内でも注目が高まるであろうレアル・ベティスで活躍した点取り屋。 ちなみにヘタフェの西隣、フエンラブラダにはフェルナンド・トーレスの名前を冠したスタジアムもある。 ◆◆◆◆◆ 12号線のLos Espartales駅から5分もかからないアクセスの良さ。 カバー写真であすみさんが手にしたボトルは、アルトザーノのベルデホ&ソーヴィニヨン・ブラン。 続いてシェリー酒を注がれたマンサニージャ・ラ・ヒターナのグラス。アンダルシア特産の白ワインであるシェリー酒は1835年創業のゴンザレス家と英国の販売業者ビアス家の共同経営により、西英両国から欧州へと広がり「銘酒」として育まれた。 ◆◆◆◆◆ ヘタフェから更に60キロほど南へ下ると遺跡の街トレド。2006年この街にゴンサレス・ビアス社はフィンカ・コンスタンシアなるワイナリーを開設している。アルトザーノはこちらで醸造された製品。 コリセウム・アルフォンソ・ペレスの施設内には試合がない日でもバールが営業している。当然注文するのは昼間から赤ワイン。 しかしこのクラブを柴崎が間もなく去るのは、間違いない。 ◆◆◆◆◆ 日本代表対ベルギー代表。日本の48に対し、ベルギーは279と約6倍の数値。これが紙一重と言われる両国の差。日本の主な敗因としても過言ではないだろう。しかしこの数字が何かと質問して即答できるサッカー通は結構少ない。ビギナーの方向けにヒントとしてベルギー代表の内訳も。

3 07, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【42】ヒデクチ・ナーンドル・シュタディオン / ブダペスト

By | 2018-07-03T04:56:57+00:00 7月 3rd, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら|0 Comments

もはや狂喜の祭典と化したロシア大会。その主役は日本代表であり、火中の栗を拾った西野劇場は幕を閉じた。 幕開けは5月19日コロンビア戦。敵将はアルゼンチン人のホセ・ペケルマン。 勿論、前回ブラジル大会で、ザックジャパンをコテンパンに叩きのめした指揮官を知らないサッカーファンはいないだろうが、我々の世代にとっては、95年カタール、97年マレーシア、2001年の自国開催とU20で世界を三度制した「育成の名手」のイメージが強い。この95年カタール大会以降、Jリーガーで構成された日本代表がアジア予選を突破して本大会に出場しているが、93年豪州大会のアジア予選(92年UAE開催)は、西野朗監督と山本昌邦コーチで挑み、宿敵韓国の前に苦汁を飲んだ。大会後西・山コンビはこの世代をたくされ、アトランタ五輪を目指すことに。 第42景はハンガリーの首都、MTKブダペストの本拠地。ヒデグチ・ナーンドル・シュタディオン・スタジアム。 コチラで書いたとおり、初訪問時は2013年6月。あすみさんが持っているのは、シーズンの最終戦のチケット。 ◆◆◆◆◆◆ 現在は近代的なスタジアムに様変わりしプレス・ジャケットもこのようなオリジナルデザインを採用しているが、5年前は日本円に換算して1000円もしないチケットを購入していた。プレス席、VIP席と一般席の区別もなく、古巣を応援しに来た代表のエース、ジュジャークを簡単に見つけることもできた。 ◆◆◆◆◆◆ 試合前に列挙されたベンチ入りメンバー氏名に目をやり「さすがに知っている選手はいないだろう」と半ば諦めていたのだが、・・・いた。 記憶に自信がないので、宿に戻りPCを開いて確認した。 この日、MTKブダペストの対戦相手は デブレツェンVSC。ベンチに控える背番号7はティボル・ドンビ。 ◆◆◆◆◆◆ 1996年7月25日オーランド・シトラスボウルスタジアム 最終戦で対戦したハンガリー五輪代表の右ウィンガー。同じく背番号7の赤いユニフォーム姿のドンビと、マッチアップした背番号3は鈴木秀人。(日本から見て)左サイドで繰り広げられたスピーディーな攻防にブラウン管の前で釘付けとなった。 1973年11月11日生まれなのでこの時39歳の大ベテラン。そんな彼も2016年にスパイクを脱いでいる。 ◆◆◆◆◆◆ 最終戦を前に敗退が決定していたハンガリー五輪代表ではあるが、金メダリストのナイジェリアとの初戦は0-1、ブラジル戦でも一度は同点に追いつくなど、欧州予選を勝ち抜いてきただけのことはある。 ◆◆◆◆◆◆

16 06, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【41】SRC ザプレシチ 

By | 2018-06-17T00:40:05+00:00 6月 16th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, 未分類|0 Comments

遂に開幕したロシアでの蹴球の祭典。それは日本人にとっては、睡眠不足との闘いのキックオフを意味する。ハットトリックを記録したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの超人ぶりには、ナチョ・フェルナンデス、イスコ、セルヒオ・ラモス、ルーカスとチャンピオンズリーグ三連覇を達成した同僚達も、脱帽せざる得ない。 本日、自身3度目となるワールドカップの初戦に挑むのは、「10番」ルカ・モドリッチ。 ◆◆◆◆◆◆ 第41景は、ノゴメトニ・クルブ・インテル・ザプレシチの本拠地SRC ザプレシチ。 ザグレブの北西、スロベニアとの国境側に位置する同市のスタジアムまでは路線バスを利用できる。これまでディナモ・ザグレブから多くの選手が貸し出されており、両クラブの親密な関係が伺える。 ◆◆◆◆◆◆ モドリッチが加わったのは2004年の夏。現在もクロアチア代表最終ラインの防波堤、ヴェドラン・コルルカ、当時U20代表の左サイドバック、フルボイェ・カレも同時に移籍している。三人はカレの運転する車で毎日ザプレシチへ練習に通った仲。 ◆◆◆◆◆◆ カバー写真は「KAZU 僕を育てた55通の手紙」を手にしたあすみさん。今回も残念ながらワールドカップメンバーから漏れてしまったがカズ節は健在。 1998年フランス大会の初落選後、クロアチアへの移籍がキング・カズのサッカー人生においてターニングポイントになった。しかし数字だけ見ると2月のデビュー戦からシーズン終了まで12試合出場・ノーゴール。契約も途中で切られ、お世辞にも活躍したとは言い難い。 カズより2年早く、ザプレシチからザグレブへの移籍を果たしたのが同じくJ2でプレーする現湘南のミキッチ。当時18歳ながらUEFAチャンピオンズリーグにも出場している。 ◆◆◆◆◆◆ 外国人優先の方針でポジションこそ奪われたものの、オズワルド・アルディレスが監督に就任すると、カズを始めベテラン外国人は一掃された。ザグレブは、後にボスニア・ヘルツェゴビナ代表に選ばれるウィンガー、マリオ・ジュリッチ(1976年生まれ)をザプレシチから獲得すると、187cmの長身センターフォワード、Mate Dragicevic(1979年生まれ)もレンタル先のザプレシチから呼び戻している。2004年にカイザースラウテルンに移籍するまで、多くのタイトルをザグレブで獲得したミキッチがドイツに発つと同時に、前述の若手トリオがザグレブからザプレシチへ貸し出される。 ◆◆◆◆◆◆ このシーズンはクラブ史上最高成績の2位でフィニッシュ。リザーブチーム程度に考えていたはずが、突然優勝を争うライバルへと変貌したザプレシチ。慌てたザグレブは冬にモドリッチとカレを呼び戻すのだが、彼らがもしもそのままこのチームでプレーしていれば国内制覇の栄光を手にしていた可能性は極めて高い。 コルルカも戻ったディナモ・ザグレブに2007年にはマンジュキッチ(現ユヴェントス)も加わり短い期間ではあるが三人と共にプレーしている。 コルルカは2007年にマンチェスター・シティ、トッテナムと英国を渡り歩き、ドイツを経て2012年からロコモティブ・モスクワに。チャンピオンズリーグ・ファイナリストの相棒ロヴレン(リヴァプール)と比較すると見劣りするが、それでも覇者アトレティコの前に屈したUEFAヨーロッパリーグベスト16の今季は、開催国のファンに存在感を充分示している 筆者がスタジアムを訪問したのは昨年12月8日19節 HNKチバリア戦。金曜のナイトゲームの観衆は120人程度。フロアには元祖キングのお写真も。

5 06, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【40】EWII パーク / オーゼンセ

By | 2018-06-06T13:42:25+00:00 6月 5th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム|0 Comments

普段サッカーに興味を示さない人達からもお声がかかり、展望など自論を述べる機会が増えてきた。注目すべき選手を聞かれたら「クリスチャン・エリクセン」の名前を挙げることにしている。 デンマーク代表は2012年のユーロ以来、久しぶりのメジャーの舞台。 あすみさんが持っている二冊のプログラム。表紙は共にエリクセン。昨冬ウェンブリーでのチャンピオンズリーグ・グループステージ。トッテナムにとっては消火試合となりエリクセンはベンチにも入らず。手前のもう一冊は2010年3月29日のエールディビジ、アヤックスがフローニンヘンと対戦した際のプログラム。年明け(1月17日)にトップデビューしたばかりなので、おそらく人生初の表紙と思われる。 トッテナム移籍後の活躍については、今更説明の必要もないほど、各媒体が取り上げているので、ここではアヤックス時代について回想したい。 2008年10月当時OBに在籍していた彼が、アヤックスと£850,000(100万ユーロ)契約した当時からこの少年の抜きんでた才能は地元のフットボールファンの間で話題になっていた。 第40景はエリクセンを輩出したオ-ゼンセ・ボルドクラブの本拠地EWII パーク。 ◆◆◆◆◆ コペンハーゲン、オーフスに次ぐデンマーク第三の都市。スタジアムに着くと入場ゲートからカールスバーグのロゴが目に飛び込んでくる。フィンランドのMicro Maticから北欧を代表するビールブランドにユニフォームのロゴが変ったのは2001年。地元のアイスホッケーチーム、ブルドックスの胸にも現在同社のロゴが記されている。 ◆◆◆◆◆ 国内リーグでは2008年から3シーズン連続2位で、UEFAコンペティションにも出場。09-10シーズンは予選敗退、10-11シーズンもグループステージで敗退。2011-12シーズンは予選三回戦でギリシャの古豪パナシナイコスを破り、プレイ・オフに進出。 ヴィジャ・レアルとの初戦。大方の予想を覆し1-0の勝利。このスタジアムの歴史に残る快挙となったがアウェイでは0-3と大敗を喫す。 もっともこのクラブは、94-95シーズンのUEFAカップではレアル・マドリーから大金星を挙げている。今でもこの試合が記憶の片隅に残るのは理由は、ユヴェントス、バルセロナで欧州を制し禁断の移籍を果たしたデンマークの至宝ミカエル・ラウドルップと、母国クラブとの対戦が実現したから。下の動画はサンチャゴ・ベルナベルでの映像(10分) 神戸に移籍後、同胞モアティン・オルセン監督率いるアヤックスでキャリアを締め括った。 クリスチャン・エリクセンは風光明媚な港町メデルファードの出身。アヤックスの理念では、少年期は家族との生活が健全な成長を促すとして、基本的にはアムステルダム近郊までにスカウトの圏内を制限している。エリクセンの場合、国境を挟んではいるが実家とアムステルダムが近く、言語の障害も少ない。何よりその将来性において、スカンジナビアを担当していたジョン・スティン・オルセンは、触手を伸ばさずにはいられなかったのだろう。  エリクセンは、アムステルダムから東のエイ湖を挟んだアルメール地区のホスト・ファミリーと暮らしていたが、現在ポーランド人ゴールキーパーのMateusz Gorskiとダニーロ・ペレイラがお世話になっている。 16歳のエリクセンはRobin Pronkがトレーナーを務めるB1(U17)でスタートするが、一つ上のA1の試合に出場するように。↓2010年にB1チームの試合をトゥ―ムコーストで眺めるエリクセンの姿をファインダー越しに収めた。右隣にはスカンジナビア出身の先輩、ラスムス・リンドグレン。

2 06, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【39】コルポーター アレナ / キェルツェ

By | 2018-06-02T19:49:59+00:00 6月 2nd, 2018|Categories: Soccerlture League, 未分類|0 Comments

ガーナとの壮行試合を終えて、日本代表はインスブルックへと旅立つ。ビール、続けてハイボールの大ジョッキを片手にテレビ観戦。急造3バックで結果が伴うわけもなく、さて、如何したものか。 悲観的にならざる得ないが、自国を見捨てるわけにもいかないので、かつて日の丸を胸にプレーしたあすみさんに「必勝、日本」を掲げてもらった。 今週、発表された23人に欧州のメディアも反応している。ポルティモンセが中嶋翔哉落選の報に激怒したのに続き、久保裕也、森岡亮太が外れたことに驚愕したベルギーのメディアは、批判めいた活字を並べる。日本人にはこの感覚、理解し難いかもしれない。 写真は今春のポルトガル訪問時。「中嶋のような選手は、まだ日本にいるのか」と質問攻めにあったネズミ男。 ◆◆◆◆◆◆ 2018-19シーズンのベルギーとポルトガルの一部リーグ独占放送権、配信権をスカパー!が獲得した。これで飲みながらジュピラー・プロやリーガ・NOSの話題で盛り上る機会が増えるかもしれない。中島、久保、森岡に感謝しなければなるまい。めっきりJリーグに疎い筆者でもFC東京で燻っていたのは知っている。それがポルティモネンセで大ブレークしてハリルの目に止まり声がかかった。面白いなと感じるのは、この中島の活躍や、ブラガ移籍が浮上している元鹿島のファブリシオ等、選手個人から葡日両国リーグのレベルを比較しようとする意見である。 実際に放映が始まれば、視聴された方達が勝手に判断されると思うが、今回39景ではポーランド一部リーグ=エクストラクラサのコロナ・キェルツェの本拠地を紹介する。ブラジルのサンパウロFCでプロ契約した斉藤誠司が2012-13年6月まで所属していた同クラブ。 ◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆ 筆者がコルポーター・アレナを訪問したのは、2015年5月29日。コロナ・キェルツェとGKSピアスト・グリヴィツの対戦は20:30のキックオフ。2006年に完成したスタジアムは15500人収容。昨年のU-21欧州選手権でも使用されている。 ◆◆◆◆◆◆ 正午前にワルシャワを発ち、列車で3時間の移動。退屈凌ぎに車窓からの眺めにレンズを向けてみたが、余計退屈になる。 ◆◆◆◆◆◆ まったく理解できなくてもポーランド語の活字を目で追う以外にすることがない。 当日のスタメン予想。紙面右下には、現ジェフ千葉のエベルトが出場していた。冬の移籍を表すやや重めの背番号は33。 ◆◆◆◆◆◆ 試合前にチケット売り場で登録パスが作成される。エクストラクラサを観戦するはこの日が初めてではなかったが、写真撮影後カードを 受け取ったのは初めて。良い記念品と無邪気に喜んでいたら英語で声をかけられた。 ◆◆◆◆◆◆

27 05, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【38】セルハーストパーク / ロンドン

By | 2018-05-27T19:53:53+00:00 5月 27th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム|0 Comments

前回に続きあすみさんに眼鏡をかけてもらったが意味はない。単なる嗜好。但し首からぶら下げてもらったチケットに意味はある。 2002年日韓大会、日本VSロシア戦。こちらも自腹で入手できる代物ではなく頂き物。前回述べた通り妙な強運は昔から。 この日韓大会、開幕戦でメジャー連覇のフランスを破り、ベスト8まで進出したセネガルは、初出場とあって前評判はけして高くなかった。 そのセネガルにとって16年ぶり、2度目の出場を果たした今回も過少評価されている気がする。 ◆◆◆◆◆◆ 5月16日「パルク・オリンピック・リヨン」でUEFAヨーロッパリーグ(EL)は幕を閉じた。 リュディ・ガルシアが指揮するオリンピック・マルセイユの躍進を支えたのは、4年間プレーしたヴォルフスブルグから今季加入した元ブラジル代表ルイス・グスタヴォ。 リュディ・ガルシアは、2008年から13年までの5年間指導したLOSCリールにおいて、当時のフランスでは異端とされる攻撃サッカーを志向した。2010-11はリーグ・カップ国内二冠を達成。現セネガル代表の1トップレギュラー候補筆頭ムサ・ソウが得点王に輝いたシーズンである。 ガルシアの後任にはルネ・ジラール。無印モンペリエを2012-13シーズン国内王者へと導いた手腕が買われての招聘。13-14シーズンは3位を確保。チャンピオンズリーグ出場権を獲得したがポルトと当たったのは不運。EL行きの引導を渡された。、 奇跡のグループステージ突破に挑んだEL最終節。結果は0-3でヴォルフスブルグに完敗。このコラム連載の第一景「スタッド・ピエール・モロワ」で取り上げた試合である。 下の写真、緑の円陣にグスタヴォ、手前の背番号5はセネガル代表のイドリサ・グイェ。そしてフレームから切れてしまったが、もう一人セネガル代表の左サイドバックパプ・スアレがピッチに立っていた。 ◆◆◆◆◆◆ グイェとスアレは共に2008年に母国からリールのBチームに加わり2010年トップに昇格。フランス生まれのムサ・ソウが移籍して来たのも同年。このセネガル・トリオは、まさにガルシアチルドレンである。ソウはフェネルバフチェに2012年移籍した。 同年のロンドン五輪代表には、グイェとスアレ共に招集されている。サディオ・マネにクヤテとこの世代にはタレントが揃い、ブラジル大会には間に合わなくても、キャリアのピークを迎えるであろうロシア大会に向けセネガル国民の期待が高まったのは至極当然。グイェとスアレは2015年までリールでプレーした後、ドーバー海峡を渡る。アストン・ヴィラFCにグイェ、スアレはクリスタルパレスの赤青縦縞ウェアが良く似合っていた。 第38景はロンドン南部、クリスタルパレスの本拠地。セルハーストパーク。イーストロンドン線にクリスタルパレス駅はあるが、最寄はノーウッド・ジャンクション駅。 ◆◆◆◆◆◆ プレス席には椅子と小さなテーブルが並べられ小学校を思い出す。 スアレがプレミア初見参の2015-16シーズン、開幕戦はアウェーでのノウィッチ戦。スタメンでアシストも決めて勝利に貢献する順調な滑り出し。二節アーセナルにこそ敗れるものの三節では早くもグイェとの旧友対決を制しセルハーストパークでの記念すべき初白星を飾る。更に四節では絶不調の前年覇者The Bluesをスタンフォードブリッジで叩いた。9節まで全試合フル出場、10~11節に一休みした後、12節の復帰戦。相手はクロップのリヴァプール。アンフィールドで勝ち点3を奪い、クリスタルパレスは序盤のプレミアを大いに盛り上げた。この試合では途中出場したリール時代の同僚オリギ(ベルギー代表)とも顔を合わせている。

23 05, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【37】サンチャゴ・ベルナベウ / マドリッド

By | 2018-06-30T20:16:11+00:00 5月 23rd, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム|0 Comments

第37景はスペイン・マドリッドのサンチャゴ・ベルナベウ。 前回訪問したのは2009年のクラシコ。グアルディオラのバルサはもはや完成品。白い巨人が進撃されてベルナベウで屈辱の大敗。スコアは2-6 ※マルカ紙面写真はコチラに掲載した。 顔から血の気が失せ落胆して家路につくマドリディスタ達。子供が🔞の観てはいけないものを観てしまったような後ろめたさを感じた。 初めて生レアルを観たのは2005年の来日時。あすみさんが持っているのは味の素スタジアムでのプログラム。 ↓入場チケットと、プラハからマドリッドへの航空券、そしてCR7が表紙のエル・バロン。欧州間の空路移動は九割ライアンエアの超格安=早割りを購入する。 ◆◆◆◆◆◆ 昨季決勝の再現。3月26日に発売され8分で完売したとマルカが報じたプラチナ・チケット。UEFAチャンピンズリーグ(CL)は、準決勝を迎えた。 ちなみに事前のフォト申請に丁寧なお断りの文面が届いた。プレス席だけでなくフォトグラファーに人数枠が設けられている為、こんな大一番は地元の大手や国際的有名企業が独占するので弱小メディアの東洋人が入る隙間など微塵もない。 昨年ロンドン訪問時のアーセナルVSマンチェスター・ユナイテッド(MU)観戦と比べても今回のミッションは各段に難易度が高い。 プラハでの仕事が4月9日に一区切り。4月10日はどの都市に移動すべきか、ライアンエア・サイトの価格(値上がり)を気にしながら日程決定のリミットを1月末に定める。訪問都市をマドリッドにしたのは、アトレティコがヨーロッパリーグ(EL)へと戦場を移したので、何れか一試合は見れるだろうという皮算用。 ◆◆◆◆◆◆ アトレティコは、過去の実績が証明するようにELでもモチベーションを下げることなくタイトルとあれば貪欲に狙う気質。マドリッド在住の知人にお願いしてチケット調達の準備だけはしておく。 それにしてもCL、ELともにマドリッドのクラブが決勝進出は出来過ぎ。実際のところレアルがPSGを、アトレティコがコペンハーゲン、L.モスクワを下すと予想するのは子供でも容易い。 ◆◆◆◆◆◆ 問題は4月10日・11日のCL、または12日のEL・2ndレグにマドリッドでの試合が組まれるかどうか。レギュレーションは不明ながら、UEFAは余程のことがない限り、同じ都市で同じ週に試合を組まないだろうと予測した。問題はもうひとつ。10日のマドリッド到着時間20:00。これでは空港からスタジアムに直行しても、腰を下ろした途端に、試合終了のホイッスルを聞く羽目になりかねない。何が何でもサンチャゴ・ベルナベウでの11日開催となるよう夜空と缶ビールの星に祈る。 結果、ELは1stレグがマドリッド、CLは2nd・・・・それも11日開催が3月の抽選会で発表された。金運はからっきしだが、この類の『運』、ひきの強さは滅法強く、読みには些か自信がある。その昔豪州のカジノで筆者に賭けて儲けた人達がいた記憶も。結局プレッシャーに耐えられなくなり自らテーブルを降りたら、えらい見幕でがなられた。 ◆◆◆◆◆◆ 当日撮影エントランスが開いたので、係員女性にお願いしたら嫣然一笑、扉を閉められた。「入れてくれたら日本に招待して寿司奢る」 と言ったつもりがまったく通じていない様子。寿司よりすき焼きだったか。冷静に考えれば語学力不足以前の問題の気もする。 翌日のマルカ紙一面は、CR7の裸体は小さめ、でかでかとルーカス・バスケスが倒される瞬間。 ◆◆◆◆◆◆ 試合終了後、スタジアム駐車場出口でカメラを構える一団。警官は強面で一般客を「あっち行け」と追い払っているが、「お前はこっちだ。中に入れ」と頼みもしないのに促される。時計の針は23:00をまわっており正直眠いのだが、折角なので誰が運転してるかも判らぬままシャッターを切ったら・・・ルーカスだった。 ◆◆◆◆◆◆ 先週(第36景)でユヴェントスを破りセリエAを盛り上げるナポリを取り上げた。今季はグループステージ敗退。国内リーグ一本に絞らざるを得なかった本年に比べ昨年はベスト16でレアルと対戦。 2017年2月15日サンチャゴ・ベルナベウでの2ndレグ、イタリアの一番槍としてスペイン勢四連覇を阻止にかかる。この試合クリバリとジエリンスキはスタメン、7分の途中出場ながらミリクもピッチに立っている。 それから三ヵ月、2017年5月9日ユヴェントス・スタジアムでのCL準決勝 モナコ攻守の柱は、ファルカオとジリク。しかし2-1で無念の敗退。アレッグリは後半9分と早い時間からクアドラードをピッチに送り出した。 そのモナコも今季は、ラツィオからケイタが移籍した為、ナポリ同様H組3か国の代表が揃った。 H組では、セビージャの1トップ、コロンビア代表のムリエル。サンプドリア時代に観て以来のお気に入りのストライカーもマンチェスター・ユナイテッドを下してベスト8進出の2試合にスタメンで出場している。 ◆◆◆◆◆◆ 2018年5月2日サンチャゴ・ベルナベウ。 微妙な判定に泣かされ、バイエルンはベスト4で敗退。キエフの頂上決戦。三連覇を狙うレアルに挑むH組最後のチャンピオンズ・リーガーは、セネガル代表のサディオ・マネ一人に。そしてベンゼマに代わり、来季ベルナベウのエースとしてレヴァンドフスキを迎えるのが既定路線。 ◆◆◆◆◆◆ 上の写真2枚は試合前、熱情を抑えらず、火を灯された発煙筒に激昂するマドリディスタ達。真っ赤な写真はこの日撮影した中でのベストショット。撮りたかった被写体は、発煙筒を掲げ、コールを大合唱する男性達ではなく、それをスマフォで撮影する男性達でもなく、彼らを恐れもせず、気にする素振りさえみせず、スマフォ操作に没頭するニット帽を被った右端の女性である。彼女にとっては毎度お馴染みの日常風景なのかもしれない。 ◆◆◆◆◆◆ 前回から名前を挙げたのは、英西独伊仏のリーグを代表するクラブのチャンピオンズリーガー達。日本代表に対して「警戒している。でも負ける気はしない」と対戦各国記者がコメントするのも頷ける。グループステージを唯一経験した香川真司が負傷明けで代表入りを危ぶまれているのだから。 確かに間もなく発表される各国代表23人個々の実績を単純に比較したら日本が最も劣るのは否めない。しかしその差は、絶望する程のものでもなく後はコンディショニングと運。確かに1996年のアトランタ五輪、ブルジルから奇跡の勝利を手繰り寄せた西野晃監督が強運の持ち主であることは認めるが、些か時間が経ち過ぎてはいまいか。【三十七景了】           文/撮影:横澤悦孝 モデル:平久保安純

18 05, 2018

ぷら~り 欧州蹴球場百景【36】ユヴェントス・スタジアム / トリノ

By | 2018-05-17T20:41:12+00:00 5月 18th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム|0 Comments

日本代表もW杯の予備登録メンバー35人を発表、FIFAワールドカップ・ロシア大会が目前に迫り、欧州のシーズンもクライマックス。このぐだぐだコラム連載も、時流に乗って徐々にそっちよりへ移行する。 ◆◆◆◆◆ 第三十六景は、イタリア唯一の民間大型蹴球場として知られるユヴェントス・スタジアム。 トリノの街については 第14景でFCトリノの本拠地 スタディオ・オリンピコ・ディ・トリノで取り上げているので省略。案内表示の東洋博物館と生牛肉を目当てに度々訪問している。 ◆◆◆◆◆ 但しユヴェントス・スタジアムに足を運んだ事はあっても、実は試合を観戦したことがない。構造物への興味だけで、写真を撮ったら数分で敷地内から立ち去るケースも然程珍しくない。 ところが気づけば3シーズン連続でアレッグリが指揮するイタリア王者をスタンドから見下ろしていた。 ◆◆◆◆◆ まずは2014-15コパ・イタリア決勝。会場は毎年変わらぬ首都ローマのオリンピコ。対戦相手のACミランには本田圭祐の名前がスタメンに。この試合がタイトル獲得に向け、唯一最大のチャンスであったが夢は潰えた。 ◆◆◆◆◆ 続く2015-16シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ。会場はオリンピック・リヨンの本拠地、今シーズンのヨーロッパリーグファイナルの場でもあるパルク・デ・オリンピック。退場者を出しながらもホームチームを破るのだから憎らしいほど強い。 そして先月はサンチャゴ・ベルナベウでCLクォーター・ファイナル。こちらは次回第37景で取り上げる。 ◆◆◆◆◆ そんな訳でスケジュールを組むと其処に何故か貴婦人が入ってくる。自然と贔屓になるかと思えば、これがまったく為らない。むしろアンチ。 おそらく1996年、アヤックスの連覇をPK戦なるおよそフットボールとは掛離れた手(足?)法で阻止された怒りの炎は、この退化した脳みそが忘れても、肝臓の辺りでいまだに燻っているのかもしれない。 ◆◆◆◆◆ 2015年のCLファイナル、あすみさんが持っているのはレキップなのでTV観戦したのはパリ市街だったか。カバー写真は2017年のCLファイナル、こちらはチャイナデイリー、ブダペストでTV観戦した後、翌日北京に移動した際機内で手に取ったのが同紙。スペインがビッグイヤーを独占し過ぎるのもどうかと、この2試合だけはユーヴェに肩入れしていたはず。

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