テキストテキストテキスト

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト

ブンデスリーガ第8節、バイエルン・ミュンヘンVSドルトムント 〜技術・戦術・采配全てで王者が完勝

早くもリーグ優勝が決定的な開幕8連勝

【ドイツ・ブンデスリーガ第8節】
バイエルン5-1ドルトムント
[得点者]
<バイエルン>T・ミュラー(26,35分)、レヴァンドフスキ(46,58分)、ゲッツェ(66分)
<ドルトムント>オーバメヤン(36分)

奇策に打って出たトゥヘル 相手を惑わせるも、自分達も戸惑う

 ブンデスリーガ至上初の2チームが開幕から5連勝を飾っていたチーム同士の直接対決。ただし、バイエルンがその後も連勝を重ねて開幕7連勝まで記録を伸ばしているのに対して、ボルシア・ドルトムントは昇格組のダルムシュタット相手に終盤に同点に追いつかれた前節を含めて公式戦で3戦連続引き分け。とはいえ、ドルトムントはヨーロッパリーグの予選ラウンドから始まった今季の公式戦全14試合で無敗(11勝3分)を続けています。もちろん、バイエルンはヴォルフスブルクとのスーパーカップをPK戦の末に落とした後は公式戦10連勝中。確実にドイツの“2強”と言えるビッグマッチでした。

 この試合を迎えるに当たって大きな変化があったのがドルトムント。今季からドルトムントを指揮するトーマス・トゥヘル監督は、この3日前に開催されたヨーロッパリーグのPAOK(ギリシャ)とのアウェイ戦への遠征メンバーから、香川真司を始め、マッツ・フンメルスとソクラテス・パパスタソプーロスのCBコンビ、MFイルカイ・ギュンドアン、リーグ戦で開幕から7戦連続得点中の9得点を記録しているFWピエール・エメリク・オーバメヤンの主力5選手を外して、バイエルン戦のために温存していました。

 当然ながらトゥヘル監督は、この温存していた5選手を満を持して先発に復帰させました。ただ、それだけではなく、不動の左SBマルセル・シュメルツァーが直前で負傷。また、バイエルンのブラジル代表FWドウグラス・コスタの左サイドからの突破に対応すべく、ギリシャ代表DFソクラティスは右SBに回る事により、普段の4バックからフンメルス以外は全員配置換えを行う事になりました。また、今季から技巧派のMF陣を活かしたポゼッションサッカーをメインにする戦術面でも、そのポゼッションの“本家”であるバイエルンには分が悪いと見るや、普段の<4-3-3>から中盤にゴンサロ・カストロを組み込んで<4-3-1-2>へとシステムも変更。大胆な奇策を打って来ました。

 対して、バイエルンの先発メンバーはだいたい予想通り、ただし、クラブでも代表でも得点を量産しながら、「3人の共存は無理」と言われるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、ドイツ代表FWトーマス・ミュラー、ドイツ代表FWマリオ・ゲッツェが、D・コスタとも揃って先発。強豪同士の対決とは思えないほど攻撃的なメンバーが揃い、大幅な変更があったドルトムントと共に、どのような並びで入ってくるかに注目が集まっていました。

 4バックでも3バックでも相手に対応できるバイエルンとは言え、このメンバーを見れば「主将のフィリップ・ラームがどちらにしても右のアウトサイドだろうな(右SBか右WB)」と思った人が多かったはず。ところが、ラームは中央に位置しており、「このヒトのポジションでシステムが決まる」と言えるダビド・アラバは中よりのポジション。つまり、3バックで試合に入っていました。

About the Author:

hirobrown
創設当初からのJリ−グファンで各種媒体に寄稿する副業サッカーライター。好きなクラブはアーセナル。宇佐美貴史やエジル、杉田亜未など絶滅危惧種となったファンタジスタを愛する。趣味の音楽は演奏も好きだが、CD500枚ほど所持するコレクターでもある。 サッカー歴:中学・高校時代にサッカー部に所属。 中学時は大阪市トレセンに選出される。 その後は競技者としてのサッカーから離れていたが、サッカー観戦は欠かさない 。

Leave A Comment