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バルセロナVSユヴェントス 〜ユーヴェが勝てた決勝戦〜

 CL14−15シーズンは、やはりというべきかバルサがユーヴェとの決勝を3−1で制して4年ぶり5回目の優勝を果たした。バルサ有利と言われたこのカードで、ユーヴェは少しの希望を我々に見せてくれた。それだけでも充分なのだが、私はこう思った。

「ユーヴェは勝てたのではないか」と。

☆試合への入りを間違えたアッレグリ

 開始早々、バルサはユーヴェの前からの圧力に珍しく焦りを見せ、ミスを連発する展開となった。引いて守ってくると予想していたバルサにとって、ユーヴェの積極的な姿勢はサプライズだっただろう。

 相手の意表を突く形となったアッレグリの前掲的な姿勢は、バルサと互角に渡り合えるかもしれないと希望を抱かせた。ただし、前半3分までの話だ。バルサはわずか3分で相手のプレスを攻略し、巧みなパスワークからラキティッチのゴールであっさりと先制してしまった。
たったの3分で希望が失望へと変わった訳だが、あの場面で何が起こっていたのか。答えは実に単純である。

 当初のアッレグリの構想では、ブスケツにビダルを当てる事で相手のアンカーを潰し、それに呼応する前がかりなプレスでバルサのポゼッションを崩す予定だった。しかしプレスはあっさりかわされ、ユーヴェは4−3−1−2の形で守備をする場面が増えた。
そしてイニエスタの飛び出しをマルキジオが見失い、後方から寄せに来たビダルは間に合わず、ラキティッチに見事なアシストパスを送られてしまった。4−3のブロックでバルサのパスワークを止められるはずは無く、ユーヴェがピンチを迎えるのは自然の流れだったといえる。
ただ、1回目の決定機を確実にゴールへと結びつけられたのは不運だった。あのシュートが外れていれば、その後の展開も大きく変わったはずだ。

 CL史上4番目に早い時間帯に先制点を許したアッレグリは、すぐさま手を打った。準決勝同様にビダルをピルロの横に配置し、4−4−2の守備ブロックに切り替え、前線からのプレスを取りやめた。

 1点目はマルキジオとピルロの間のスペースをイニエスタに使われたところがきっかけで、そのスペースをビダルに潰させたのだ。この指示は的確で、その後のバルサは攻めあぐねる事になる。今のバルサが昔ほど遅攻を得意としておらず、守備ブロックを固めた相手を崩すのに苦労するのは明白だった。
 だからこそ先制点が悔やまれる。アッレグリの策はビッグイヤーを勝ち取るぞとチームに勢いを与える事になったかもしれないが、彼には珍しく冷静さを欠いていた。ユーヴェは明らかに試合への入り方を間違えたのだ。開始から4−4のブロックを固めていれば相手に先制点を与えるような展開にはならなかったはずだ。

About the Author:

大阪府在住 / 20代 / 趣味:サッカー観戦、カラオケ / サッカー歴:中学2年よりサッカーを始める。人生初の試合が0-12、チームとしてのシュート数0と歴史的な大敗となり、カルチャーショックを受ける。それ以降なぜ0-12で負けたのかを研究するようになり、気付けばサッカーオタクとなっていた。

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