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ぷら~り 欧州蹴球場百景【64】ブレンビー・スタディオン / ブレンビュベスター

テリア・パルケン【第二十三景】にて、空港が東端、つまりスウェーデンとの国境付近に位置する為、行き先を間違えると橋を渡って国境を越えてしまうと書いた。
海峡=国境を眺めると、20代の頃に見た映画『ペレ』を思い出す。“ペレ“とはFIFAワールドカップの優勝トロフィーを三度手にしたキング・・・ではなくスウェーデンからデンマークに移住した主人公の少年だ。少々脚色されてはいるが、原作者の自叙伝でもある。


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カンヌでパルムドールを受賞したし、ゴールデングローブでは外国映画賞にも選ばれた。監督はビレ・アウグスト。筆者お気に入りの名監督であり、三年前にはこんなの↓を書いた。

欧州蹴球文化探訪 第五の巻 リスボンで盗み見たシナリオ

ビレ・アウグストがメガホンをとった『リスボンに誘われて』が日本でDVD発売・レンタルされてまだ間もない頃だったのか。

『ペレ』の舞台は19世紀のボーンホルム島。ペレ少年と父親が島の港に着き物語は幕を開ける。デンマークの豪華な食事を想像していたが、塩漬けニシンだけの食事が待っていた。デンマーク領でも、その位置は、スウェーデン、ポーランド、ドイツに囲まれたバルト海の中央。コペンハーゲンからだとフェリーでも7時間を要するらしい。

現在のコペンハーゲンの街並からは、飢餓、貧困、移民への差別など想像もつかない。


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カバー写真はあづ紗さんを南青山で撮影した。高級住宅とオフィスが共存し、壁面や屋上の緑化が進んでいるエリア。↑はニコライ・バーグマンのカフェに立ち寄った際に収めたショット。著名なフラワー・デザイナー、ニコライ氏のプロフィールには「デンマーク、コペンハーゲン出身、1998年初来日以降・・・」云々と記されていたが、先日コチラのインタビュー記事に小さく驚いた。


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第64景はデンマークの名門ブレンビーの本拠地ブレンビー・スタディオン

1998-99シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ予選を突破、本大会出場はデンマーク史上初の快挙である。

2003-04シーズンのUEFAカップにより同クラブの存在を多くのフットボールファンが知ることに。スタジアムの正面ロビーには、ロナウジーニョに手を指し出して起こすトーマス・カーレンベルグの写真パネル。FCバルセロナと交換したペナントの隣に、2回戦で対戦したシャルケ04の青い逆三角形が並ぶ。


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前年ブンデスリーガ7位、インタートトカップを勝ち抜いたスタメンには、コビアシビリ(グルジア)アニバル・マテジャン(アルゼンチン)トマシュ・ヴァウドフ&トマシュ・ハイト(共にポーランド)カンプハイス(オランダ)ダ・シルバ・ピント(ポルトガル)ハミル・アルティントップ(トルコ)ハンケ(ドイツ)アガリ(ナイジェリア)。
そしてコペンハーゲンから移籍したデンマーク人クリスティアン・ポールセンが名を連ねる多国籍ぶり。ちなみに監督は1998-99シーズン、レアルを欧州王者に導いたユップ・ハインケス。


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By | 2018-10-21T17:51:04+00:00 10月 21st, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら|0 Comments

About the Author:

Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

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