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ぷら~り 欧州蹴球場百景【47】デ・カイプ / フェイエノールト・ロッテルダム

ロシア大会終了後、欧州各国代表チームは既にユーロ2020に向けて舵を切っている。中でも屈辱の予選敗退、辛酸を嫌という程舐めたイタリア、オランダ両国代表は、ここからの巻き返しに鼻息が荒い。第一回となる『UEFAネーションズリーグ』は9月に開幕するが、オランダ代表の入ったグループ1には世界王者フランスと、前王者ながら韓国に足を引っ張られベスト16にさえ届かなかったドイツが同居する。最注目のグループであることは言うまでもない。


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カバー写真は昨年まで現役日本代表の華麗(?)なスウィング。何を振っているのかは後ほど述べる。

第47景はオレンジ軍団の準ホーム、ロッテルダム・フェイノールト地区にある通称デ・カイプ。前回46景で取り上げたブルッヘのヤン・ブライデルスタディオン同様、ユーロ2000で使用された。この大会でも優勝国フランスと開催国であるオランダが同居、チェコ、デンマークが加わり、ワールドカップに続きメジャー連覇を狙うフランスは、デンマーク、チェコをヤン・ブライデルで下している。一方オランダがデンマークに3勝利(3-0)したのがデ・カイプだった。準々決勝はヤン・ブライデルでのフランス対スペイン、デ・カイプではオランダがユーゴスラビアに6-1と圧勝した。
そして本命オランダは、PK戦でアズーリの前に散りオランダ国民は呆然。、仏伊ファイナルは延長戦で決着がつき、名勝負の舞台としてまたひとつデ・カイプの名が欧州蹴球史に刻まれた。


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本年のジュピラー・プロ・リーグ3月3日29節のスタッツを眺めていたら、ふと気づいたのだが、クラブ・ブルージュKVのセンターラインは、最後尾にケネス・フェルメール、3バックの中央にステファノ・デンズヴィル、中盤には現オランダ代表のフォルマ―にヨルディ・クラーシと主要ポジションをオランダ人が占めている。


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フェルメールとデンズヴィルの名前に、少々懐かしい記憶が蘇る。あすみさんが不思議そうに眺めているのは、・・・張り扇。とりあえずフォアハンド。液晶を覗くとラケットとを握っていた時とは何かが違うお間抜けな写真になった。「バックハンドもやりましょうか」と本人から申し出てくれたのでシャッターを切った。まあ、これはこれで、いい写真のような気もする。楽しそうだし。


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張り倒すための扇子なので略してハリセン。オランダだけでなく、フランスやポルトガルでもフットボール観戦時に使用される。優勝杯写真左に印刷された年度は2014年。KNVBベーカー・FINALEを表している。


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フェルメールはフェイエノールトからのレンタル終了で今季からオランダに戻る。入れ替わるように、昨シーズンAZアルクマールに貸し出されていたリカルド・ファン・レインが復帰する予定だが、エールディビジで出場機会に恵まれず、ベンチから戦況を見つめる時間が長過ぎた。


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かつてこの記念誌の表紙を飾った頃放ったオランイェでの輝きは失われており、正直レギュラー確保も厳しい。


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それでも4月8日フェイエノールトが待ち構えるデ・カイプでのKNVBベーカー・決勝戦ではスタメンに名を連ねた。後半12分ロビン・ファン・ペルシーに追加点を奪われた直後に交代。僅か1分とはいえ、3月イングランド戦で代表デビューを果たし大砲バウト・ウェクホルストもこの日は不発。最終スコアは0-3。AZにとって2012-13シーズン以来5年ぶりの栄冠への道のりは、後一歩の所で途絶えた。

By | 2018-08-07T22:00:58+00:00 7月 25th, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム, ひゃくぷら|0 Comments

About the Author:

Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

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