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ぷら~り 欧州蹴球場百景【37】サンチャゴ・ベルナベウ / マドリッド

第37景はスペイン・マドリッドのサンチャゴ・ベルナベウ。

前回訪問したのは2009年のクラシコ。グアルディオラのバルサはもはや完成品。白い巨人が進撃されてベルナベウで屈辱の大敗。スコアは2-6 ※マルカ紙面写真はコチラに掲載した。
顔から血の気が失せ落胆して家路につくマドリディスタ達。子供が🔞の観てはいけないものを観てしまったような後ろめたさを感じた。

初めて生レアルを観たのは2005年の来日時。あすみさんが持っているのは味の素スタジアムでのプログラム。

↓入場チケットと、プラハからマドリッドへの航空券、そしてCR7が表紙のエル・バロン。欧州間の空路移動は九割ライアンエアの超格安=早割りを購入する。


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昨季決勝の再現。3月26日に発売され8分で完売したとマルカが報じたプラチナ・チケット。UEFAチャンピンズリーグ(CL)は、準決勝を迎えた。
ちなみに事前のフォト申請に丁寧なお断りの文面が届いた。プレス席だけでなくフォトグラファーに人数枠が設けられている為、こんな大一番は地元の大手や国際的有名企業が独占するので弱小メディアの東洋人が入る隙間など微塵もない。
昨年ロンドン訪問時のアーセナルVSマンチェスター・ユナイテッド(MU)観戦と比べても今回のミッションは各段に難易度が高い。
プラハでの仕事が4月9日に一区切り。4月10日はどの都市に移動すべきか、ライアンエア・サイトの価格(値上がり)を気にしながら日程決定のリミットを1月末に定める。訪問都市をマドリッドにしたのは、アトレティコがヨーロッパリーグ(EL)へと戦場を移したので、何れか一試合は見れるだろうという皮算用。


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アトレティコは、過去の実績が証明するようにELでもモチベーションを下げることなくタイトルとあれば貪欲に狙う気質。マドリッド在住の知人にお願いしてチケット調達の準備だけはしておく。
それにしてもCL、ELともにマドリッドのクラブが決勝進出は出来過ぎ。実際のところレアルがPSGを、アトレティコがコペンハーゲン、L.モスクワを下すと予想するのは子供でも容易い。


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問題は4月10日・11日のCL、または12日のEL・2ndレグにマドリッドでの試合が組まれるかどうか。レギュレーションは不明ながら、UEFAは余程のことがない限り、同じ都市で同じ週に試合を組まないだろうと予測した。問題はもうひとつ。10日のマドリッド到着時間20:00。これでは空港からスタジアムに直行しても、腰を下ろした途端に、試合終了のホイッスルを聞く羽目になりかねない。何が何でもサンチャゴ・ベルナベウでの11日開催となるよう夜空と缶ビールの星に祈る。

結果、ELは1stレグがマドリッド、CLは2nd・・・・それも11日開催が3月の抽選会で発表された。金運はからっきしだが、この類の『運』、ひきの強さは滅法強く、読みには些か自信がある。その昔豪州のカジノで筆者に賭けて儲けた人達がいた記憶も。結局プレッシャーに耐えられなくなり自らテーブルを降りたら、えらい見幕でがなられた。


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当日撮影エントランスが開いたので、係員女性にお願いしたら嫣然一笑、扉を閉められた。「入れてくれたら日本に招待して寿司奢る」
と言ったつもりがまったく通じていない様子。寿司よりすき焼きだったか。冷静に考えれば語学力不足以前の問題の気もする。

翌日のマルカ紙一面は、CR7の裸体は小さめ、でかでかとルーカス・バスケスが倒される瞬間。


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試合終了後、スタジアム駐車場出口でカメラを構える一団。警官は強面で一般客を「あっち行け」と追い払っているが、「お前はこっちだ。中に入れ」と頼みもしないのに促される。時計の針は23:00をまわっており正直眠いのだが、折角なので誰が運転してるかも判らぬままシャッターを切ったら・・・ルーカスだった。


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先週(第36景)でユヴェントスを破りセリエAを盛り上げるナポリを取り上げた。今季はグループステージ敗退。国内リーグ一本に絞らざるを得なかった本年に比べ昨年はベスト16でレアルと対戦。

2017年2月15日サンチャゴ・ベルナベウでの2ndレグ、イタリアの一番槍としてスペイン勢四連覇を阻止にかかる。この試合クリバリとジエリンスキはスタメン、7分の途中出場ながらミリクもピッチに立っている。

それから三ヵ月、2017年5月9日ユヴェントス・スタジアムでのCL準決勝
モナコ攻守の柱は、ファルカオとジリク。しかし2-1で無念の敗退。アレッグリは後半9分と早い時間からクアドラードをピッチに送り出した。
そのモナコも今季は、ラツィオからケイタが移籍した為、ナポリ同様H組3か国の代表が揃った。

H組では、セビージャの1トップ、コロンビア代表のムリエル。サンプドリア時代に観て以来のお気に入りのストライカーもマンチェスター・ユナイテッドを下してベスト8進出の2試合にスタメンで出場している。


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2018年5月2日サンチャゴ・ベルナベウ。
微妙な判定に泣かされ、バイエルンはベスト4で敗退。キエフの頂上決戦。三連覇を狙うレアルに挑むH組最後のチャンピオンズ・リーガーは、セネガル代表のサディオ・マネ一人に。そしてベンゼマに代わり、来季ベルナベウのエースとしてレヴァンドフスキを迎えるのが既定路線。


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上の写真2枚は試合前、熱情を抑えらず、火を灯された発煙筒に激昂するマドリディスタ達。真っ赤な写真はこの日撮影した中でのベストショット。撮りたかった被写体は、発煙筒を掲げ、コールを大合唱する男性達ではなく、それをスマフォで撮影する男性達でもなく、彼らを恐れもせず、気にする素振りさえみせず、スマフォ操作に没頭するニット帽を被った右端の女性である。彼女にとっては毎度お馴染みの日常風景なのかもしれない。


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前回から名前を挙げたのは、英西独伊仏のリーグを代表するクラブのチャンピオンズリーガー達。日本代表に対して「警戒している。でも負ける気はしない」と対戦各国記者がコメントするのも頷ける。グループステージを唯一経験した香川真司が負傷明けで代表入りを危ぶまれているのだから。

確かに間もなく発表される各国代表23人個々の実績を単純に比較したら日本が最も劣るのは否めない。しかしその差は、絶望する程のものでもなく後はコンディショニングと運。確かに1996年のアトランタ五輪、ブルジルから奇跡の勝利を手繰り寄せた西野晃監督が強運の持ち主であることは認めるが、些か時間が経ち過ぎてはいまいか。【三十七景了】
         
文/撮影:横澤悦孝 モデル:平久保安純

By | 2018-06-30T20:16:11+00:00 5月 23rd, 2018|Categories: Soccerlture League, コラム|0 Comments

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Yoshitaka Yokozawa
1964年生 / 東京都在住 NPO・NGOの経験を活かしてサッカルチャー・チャアマンをしてます。 本業は国際交流コンサルタント。文化催事の企画運営や講演など欧州と国内をころげまわってます。 サッカルチャーコラム連載では欧州蹴球文化探訪(全41回) 同ベルギーの光と闇(全27回)※最終話そのうちUPします。 長靴の国で観た異邦人たち(全21話) サッカルチャー・ホームタウン秘書室(2017年~ 同 日本人が知らないアーセナル 全8回含)他。 サッカルチャーやっててよかったのはバルセロナで故ヨハン・クライフに逢えたこと。世界各国の”秘書たち”とビールを飲むのもささやかな楽しみ。

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