テキストテキストテキスト

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト

必殺の“ウノ・ゼロ”~完封率5割超えのハリマが勝利!【プレナスなでしこリーグ2部第15節、ASハリマVSオルカ鴨川】

【プレナスなでしこリーグ2部・第15節】
開催日:2017年9月18日(月曜・祝) 12:00 KICK OFF
会場: ウインク陸上競技場(兵庫県) 観客動員:432人
ASハリマ 1-0 オルカ鴨川
【得点者】<ASハリマ>内田(48分)
≪公式記録PDF(なでしこリーグ公式HPより)≫

 台風18号の影響で開催が1日遅れたこの日の試合。選手達が自ら試合の設営を担当する女子サッカーの世界にとって、運営面で様々な苦労があった。

 そんなピッチ外での苦労に比べれば、ピッチ内でのそれは喜びにも感じられる。決して理想的な試合をしたわけではないかもしれないが、終わってみれば3試合連続の無失点。リーグ戦では15試合で8回目の完封を記録する“完封率5割越え”の数字は誇らしい。

 本気で狙った1部昇格の可能性が消えた悔しさは、「経験」として積み上げたい。

 ラスト3試合、また1つチームの歴史に新たなページを加えるために。

大黒柱・千葉園子の復帰で原点回帰のハリマ
 シーズンを通して成熟して来たオルカ


 8月19日から再開されたプレナスなでしこリーグ2部も残すところあと4試合。ASハリマ・アルビオンは再開直後から2連敗。現実的に狙っていた1部昇格争いからは1歩・2歩と後退した。そして、この試合の前日に2位・日体大FIELDS横浜が勝利した事で、残り試合での勝点の逆転が不可能となり、悲願の1部昇格の可能性は消滅していた。

 しかし、2週間前の第13節、コノミヤ・スペランツァ大阪高槻戦から、怪我で3カ月近く戦列を離れていた大黒柱のFW千葉園子が帰って来た。

 千葉を欠いた6月~8月の試合では<4-4-2>を採用し、ボランチのMF武田裕季がCBとしてプレーする布陣で戦っていたハリマだが、千葉が復帰後はリーグ中断前の<4-2-3-1>を採用。3-0と完勝した高槻戦から千葉は左サイドMFとしてプレーし、武田もボランチに戻った“鉄板メンバー”11人が、この日も3試合連続で先発のピッチに立った。

 対戦相手のオルカ鴨川FCは今季から2部に初昇格して来たにも関わらず、ここまで3位につけている創設4年目の超新興クラブ。目を引くのはここまでの14試合で僅か8失点に抑えている堅守で、昨年もチャレンジリーグ(3部相当)でプレーオフを含めた18試合を4失点に抑えている。ただ、昇格初年度のチームにありがちな”守り通す“ようなサッカーをしているわけではなく、マイボール時はGKが高いポジショニングを取っているように、パスを繋いでボールを大事に扱う事もできる。全員攻撃・全員守備によるサッカーの教書的なチーム作りが見て取れる好チームで、シーズンを通して成熟して来た事で、試合運びの引き出しも開幕時点より増えた印象だ。

 また、オルカは地元・鴨川市に拠点を置く医療法人『鉄蕉会 亀田メディカルセンター』を母体とし、地方自治体や地元企業との密接な関係を構築した事から、選手たちの生活環境の良さや観客動員が多い事でも注目を集めるクラブ。それは有力な選手を集める事にも繋がり、この日はボランチでコンビを組んだMF松長佳恵と朋恵の双子の姉妹が昨季から加入し、今季からは右SB武田ありさが加入している。トップリーグでも主力を担っている選手が加入している事も、今季初昇格の2部でも旋風を巻き起こしている要因だ。

About the Author:

hirobrown
創設当初からのJリ−グファンで各種媒体に寄稿する副業サッカーライター。好きなクラブはアーセナル。宇佐美貴史やエジル、杉田亜未など絶滅危惧種となったファンタジスタを愛する。趣味の音楽は演奏も好きだが、CD500枚ほど所持するコレクターでもある。 サッカー歴:中学・高校時代にサッカー部に所属。 中学時は大阪市トレセンに選出される。 その後は競技者としてのサッカーから離れていたが、サッカー観戦は欠かさない 。

Leave A Comment