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アーセナル、冬の移籍でスパルタクと1対2トレードか?

 ロシアリーグのスパルタク・モスクワは、アーセナルと移籍に関しての話し合いを持っているようだ。
 
 アーセナルは守備力強化の為にボランチの選手の獲得を希望しており、これまでもレアル・マドリーのケディラやボルシア・メンヘングラッドバッハのクラマーなどにも注目していると言われていた。

 アーセン。ベンゲル監督は、スパルタクのブラジル代表ボランチ、ロムロにも注目をしているようだ。

 スパルタク側は一月の移籍市場で放出可能である、と応えているようで、移籍金は推定1200万ユーロと言われている。

 しかし、アーセナル側は移籍金ではなく、選手のローンで賄いたいと考えているようだ。候補としてあがっているのはセントラルMFを主戦場とするフランスU−21代表選手であるフランシス・コクランと同じくU−21フランス代表FWであるヤヤ・サノゴの二名の模様だ。

 スパルタクとしては旬のうちに売り切りたいと考えているだろうことが予想できるだけに、なかなか交渉は難航しそうだが、果たしてどのような結末に終わるのだろうか?

 正直な話、アーセナルに足りないピースは守備的MFであるのは確かであり、ケディラも獲得寸前までいっていた模様だ。一月の移籍市場では多少の出血は覚悟の上で補強に乗り出すだろうことは想像に難くない。

 特に今はウェルベックの加入で前線がシンプルな攻撃にシフトしているだけに、中盤でのボール奪取力、守備力が今まで以上に求められている。

 もしこの加入が成功した場合、非常に大きな戦力アップになるのは間違いない。ムッシュの悲願、成就はなるだろうか?