テキストテキストテキスト

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト

【図解】オーストラリア徹底解析!!

 1月9日から開幕したアジアカップ2015。開催国で優勝候補の1つでもあるオーストラリアは、2戦2勝と早々にグループ突破を決めた。内容も8得点1失点と攻守ともに結果を残しており、サポーターもノっている。
 しかし、全てが順風満帆に進んでいる訳では無い。アジアならではの苦闘、オーストラリアのスタイル転換、ベテランと若手の融合など、オーストラリアにもクリアすべき課題がある。そんなオーストラリアの戦術プランをご紹介する。

☆オーストラリアのカラクリ

 11月に日本と対戦した際もそうだったように、オーストラリアのポスタゴグルー監督は小刻みにショートパスを繋ぐスタイルを好んでいる。パワーを前面に押し出していた4年前とは違い、現代サッカーの流行を取り入れようという気概がうかがえる。
 しかし、スタイルはそう簡単に変えられるものではない。昨年のワールドカップでは不運なグループではあったものの、1勝も出来ずにグループ敗退・・・。11月の日本戦でも理想とするパスワークからのゴールは無く、自らのスタイルに不安を抱えたままアジアカップに臨む事となった。
 そんな中での8得点1失点という成績に、母国のサポーターは少し勘違いを起こし始めている。「オーストラリアはスタイルの変化に成功した」と。しかし私に言わせれば、まだまだ70%程度という印象しかない。

 オーストラリアのシステムは4−1−4−1.これはポスタゴグルー政権下で一貫して使われているシステムであり、メンバーも昨年のワールドカップからほとんど変わっていない。
 攻撃方法は大きく分けると3つ。1つは、サイドバック、サイドハーフ、インサイドハーフの3枚が絡むシンプルなものだ。インサイドハーフの選手がサイドに流れ、それに合わせてサイドハーフのレッキーあるいはクルーズが中へ入る。そしてサイドバックも高い位置を取る。

攻撃法1

 これは相手のマークをずらす狙いがあり、インサイドハーフとサイドハーフのポジションチェンジからギャップを作り、そこに縦パスを入れる構造となっている。第1戦のクウェート戦でも頻繁に使用しており、これがベースになっている。ここから派生するのが今のオーストラリアの戦い方だ。
 派生の方法としては、サイドでギャップを作る動きに合わせて最前線のケーヒルが中盤に降りてくる。インサイドハーフのルオンゴやトロイージがサイドに走ったところで、ケーヒルが降りてくるのだ。サイドでギャップを作れなかった場合や、中央が空いた場面ではケーヒルに当ててくる。

攻撃法

 そしてもう1つ。サイドハーフのレッキーとクルーズが同じサイドに集まり、サイドバック、インサイドハーフを合わせた4枚でサイドを崩しにかかるパターンだ。パワー型が揃うオーストラリアの中において、クルーズとレッキーは足元の技術もかなり高い。彼らが戦術の中心点なのだ。
 実際、彼らが同サイドに集まったプレーからは何度かチャンスを作れている。思うようにサイドでギャップを作れない時に、この方法を使用してくるものと思われる。

攻撃法3

 私が見たのはクウェート戦のみだが、クウェートは自陣に引いて粘り強く守る戦い方を取っていた。試合こそ4−1でオーストラリアが勝利したものの、どちらかといえばクウェートのプラン通りに試合が動いていたように感じた。クウェートの4−1−4−1には激しさと緻密さがあり、オーストラリアはなかなか攻め込めなかった。
 オーストラリアが理想とするパスワークを発揮する事が出来たのも、後半途中からクウェートの足が止まったからだ。100%の状態であるクウェートをパスワークで崩す事は出来ていなかった訳だ。この事から考えても、オーストラリアのパスサッカーは完成されてるとは言い難い。

By | 2017-04-21T21:52:13+00:00 1月 26th, 2015|Categories: コラム, 各国代表コラム|Tags: , |0 Comments

About the Author:

大阪府在住 / 20代 / 趣味:サッカー観戦、カラオケ / サッカー歴:中学2年よりサッカーを始める。人生初の試合が0-12、チームとしてのシュート数0と歴史的な大敗となり、カルチャーショックを受ける。それ以降なぜ0-12で負けたのかを研究するようになり、気付けばサッカーオタクとなっていた。

Leave A Comment