先発抜擢の原口がカンフル剤となっての圧勝劇

【ロシアW杯アジア2次予選・第2戦】
アフガニスタン0−6日本
得点者
<日本>香川(10,50分)、森重(35分)、岡崎(57,60分)、本田(73分)

カンボジア相手にも消化不良 さらに危惧されるメンバー固定化

 3-0ながら不完全燃焼のカンボジア戦から移動日を含めて中4日で迎えるFIFAランク130位のアフガニスタンとのアウェイ戦。ハリルホジッチ監督就任後初のアウェイ戦となった試合は、アフガニスタンが政情不安のため自国開催の認可が下らず、中立地のイランで開催されました。

 この試合も先発メンバーには大幅な変更はなく、すでにメンバー固定化が危惧される始末。ただ、1カ所。6月から日本代表に復帰し、最も積極的なプレーとアピールを続けているFW原口元気が左サイドMFで先発に抜擢されたのは大きなポイントとなりました。

先発抜擢の原口がカンフル剤となり、本田・香川にスイッチが入って猛攻

 

 試合の方はアウェイであるものの、圧倒的な実力差を示すように日本が開始からどんどん積極的に圧力をかけて主導権を握る。特に先発に抜擢された原口が左サイドで縦方向にも横方向にもドリブルを仕掛ける事で、今までの日本になかったアクセントを提供。このガツガツした原口の積極的なプレーに”2大エース”の香川真司と本田圭佑が刺激を受けたのか?最近は物足りなさが残る2人が魅せる。

 10分、左サイドから原口がドリブルで突っかけながら中央の香川へスイッチ。受けた香川はゴール方向へ鋭いターン。すかさず華麗なモーションから右足を一閃したミドルシュートは鋭い弾道でゴール左隅に決まって、日本が早々と先制点をゲット。

 先制点を奪った日本は落ち着いてゲームを運ぶ。この試合は最終ラインからのビルドアップ以上と言える、ゲームメイクまでCBの森重真人が担っているかのように、彼から両ワイド、ボランチとの絡み、前線への縦パスなど、多種多彩な配球で緩急もつけていく。特に芝生の状態が悪いため、対角線に出す浮き球パスを有効活用するなど工夫した組み立てを見せました。

 35分にはセットプレー崩れのセカンドボールを拾った長友佑都がクロス。森重のヘッドがGKの好守に遭遇するも、ゴールラインを割りそうなボールに対して、本田がスライディングで懸命に残したボールが絶好の折り返しとなり、中央に残っていた森重が押し込んで0-2と追加点。

 ボールすら奪えなかったカンボジアよりは実力では上のアフガニスタンとのアウェイ戦、前半は日本が0-2で折り返しました。

好調・香川を軸に大量得点で初の圧勝劇〜久しぶりに”日本スタイル”蘇る

 選手交代なしでスタートした後半は開始早々から日本が好調の香川を軸に相手のトドメを刺す猛攻を仕掛けました。

 50分、ロングボールのこぼれ球を原口が競って本田が拾い、ボックス内の香川へ。香川が原口との(少しぎこちない)ワンツーから抜け出し、角度のない所から左足を一閃したシュートが見事に決まって0-3。