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ACL、グループ分け終了。天皇杯の行方で天国と地獄に

 来年のアジア・チャンピオンズリーグの組み分け抽選会が無事に終了した。Jリーグの出場チームは3つにプレイオフ出場権1つ。2008年以来の優勝という目標に向かい、新しい戦いが始まることとなる。

 気になる振り分けだが、グループリーグはかなり難しいものになりそうな予感のするものとなった。

 今年度のJリーグチャンピオンであるガンバはF組に。韓国の城南一和、タイのブリーラム・ユナイテッド、東地区プレーオフ3の勝者との対戦となる。

 ガンバの三冠達成の結果、浦和が振り分けられるのはグループGとなる。ここはオーストラリアのブリスベン・ロアー、韓国の水原三星、及び東地区プレーオフ勝者4との対戦となる。

 鹿島はグループHへの振り分けとなるが、ここが最大の激戦区となる可能性が非常に高い。というのも、ここには中国の広州恒大、今年のACL覇者であるオーストラリアのウエスタン・シドニー・ワンダラーズ、そして東地区プレーオフ勝者1が入っているのだ。

 そして、おそらくプレーオフは韓国のFCソウルが上がってくる公算が非常に高い。文字通り、死の組になる可能性がある。

 そして、ガンバの天皇杯優勝により、柏はグループEのプレーオフに出場が決定した。ここは韓国の全北現代、中国の山東魯能、ベトナムのビン・ズオンとの対戦となる。

 だが、グループHに関しては、確かに実績から言えばどこも強豪であるが、実のところ突破の可能性は非常に高いと見ている。というのも、いずれのチームも弱点を持っているからだ。

 広州恒大は実質的な監督がカンナバーロに代わっており、指導暦の無さがどのように影響するか、蓋を開けてみなければわからない不安を抱えているし、WSWは現在リーグ9位と不振を脱せていない。
 FCソウルも今シーズンはカップ戦は勝てたもののリーグ3位に終わっており、少しずつチームは下降線をたどりつつある。補強次第では充分に突破を狙える可能性は高いと思われるだけに、全4チームGL突破という偉業を達成して欲しいものである。