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Jリーグ2015に間違いはないか

3月7日、ついにJリーグが開幕する。昨年までの1シーズン制ではなく、今季からは前期・後期の2ステージ制へと変化する。これはJリーグ創設期のモデルと類似しており、優勝を決するプレーオフで観客の目を引こうという狙いがある。
しかし、Jリーグの制度が変わるという事をどれだけの人が理解しているのだろうか。日本でのサッカーニュースのほとんどは海外組の情報であり、Jリーグが開幕する空気が感じられない。恐らく日本国民の多くは3月7日に開幕する事すら知らないだろう。

日本代表の試合はスタジアムが満員になるのに、Jリーグの注目度は低い。Jリーグにどのような変革が必要なのか、データと共に分析する。

☆理想のモデルはブンデスリーガ

サッカーファンの間で意外に人気が高いのがドイツ・ブンデスリーガだ。「ブンデスの試合は多くのゴールが生まれるから面白い!」といった声を聞く。確かにデータ的に見ても、ブンデスは1試合あたりの平均得点も高く、攻撃的なスタイルを取るチームが多い。
しかし、なぜブンデスなのだろうか。スペイン・リーガエスパニョーラには世界屈指の攻撃力を誇るバルサ、レアルがいるし、イングランド・プレミアリーグにもアーセナルのような魅力的な戦いをするチームが多い。その中でブンデスを面白いと感じる理由は何なのか。

何よりも大きいのは、ブンデス1部リーグの18チームの実力がある程度拮抗しているところだろう。ここ2,3年はバイエルンがブンデスでは突出した力を持っているが、バイエルンを除く17チームの戦いは予想がつきにくい。
現在勝ち点58で首位を独走するバイエルンは例外として、2位~4位のCL出場権争いは白熱している。2位のヴォルフスブルクが勝ち点50、3位のボルシアMGが同40、4位のレヴァークーゼンが同36、その後は同35のシャルケ、アウグスブルク、同33のホッフェンハイム、同31のフランクフルトと続く。
シーズン半ばの段階でも、中位のチームにCL出場権枠を獲得できるチャンスがあるのだ。2位に食い込む事は無理だろうが、4位であれば9位のブレーメン、10位のドルトムントにもチャンスがあるだろう。

つまり最後までサポーターはチームを応援する事ができ、選手にも目標が見えてくる。では、Jリーグはどうなっているのか。

☆Jリーグに欠けるものと2ステージ制

Jリーグは1試合あたりの平均得点が2.5点となっており、これは世界のリーグと比べると少ない方だ。多いスコアは1-0、2-0、2-1あたりという事になる。
一方で2010年から4年間日本代表を率いたザックJAPANの平均得点率は3点を超えている。代表クラスのチームで3点を超えているのは世界的にも珍しい。つまり日本代表の試合は得点が生まれやすく、それが近年の代表人気に繋がっているともいえる。

こうして考えると、Jリーグがブンデスに比べて劣っている点は主に2つ。縦へのスピーディーな展開と、1試合の得点率だ。Jリーグにも縦へ素早く攻めるスタイルのチームはあるが、やはり世界と比べるとダイナミズムに欠ける。ここはどうしようもない部分だ。
一方で得点率に関しては、やり方次第で向上させられるのではないかと感じる。全チームが攻撃的なスタンスを取る事は難しいとしても、サポーターを楽しませるためにゴールを多く演出するのはプロサッカー選手の義務の1つと言えるかもしれない。